注目のスタートアップ

クリエイターコンテンツ販売サービス「FANME」やインフルエンサーマーケティング事業を展開する「TORIHADA」が10億円調達

company

2025年2月3日、株式会社TORIHADAは、総額約10億円の資金調達を実施したことを発表しました。

TORIHADAは、クリエイターコンテンツ販売サービス「FANME(ファンミー)」や、インフルエンサーマーケティング事業、広告クリエイティブ事業、子会社であるPPP STUDIO株式会社を通じたショートムービーマーケティング事業、クリエイターマネジメント事業などを展開しています。

「FANME」は、各種SNSやHPなどのリンクをひとつにまとめられるリンクまとめ機能と、マネタイズやファン化を支援するFANME APPSを提供するクリエイター支援プラットフォームです。

ファンからの支援を受けられる環境を提供することで、クリエイターが自分らしい活動を続けていけるようサポートしています。

今回の資金は、「FANME」や各種プロダクトの開発、事業拡大を見据えた採用活動の強化に充当します。


スマートフォンとインターネット環境の普及により、誰もが簡単に作品を発表できる「1億総クリエイター時代」が到来しました。

さらに、動画プラットフォームや、SNSの機能向上、クリエイター向けプラットフォームの登場により、インターネット上の創作活動はますます活発化しています。

しかしながら、ネット上で活動するクリエイターのマネタイズは、企業などからのPR案件や広告収入が主であり、より多様な収入源の確保が課題となっています。

とくにPR・広告に依存する構造は、クリエイターの活動の幅が制限されるという問題を生んでいます。クリエイターがより自分らしい活動を続けていくためには、ファンから直接支援を受けられるような仕組みの構築が必要です。

このような背景から、近年はパトロンサイトなどと呼ばれる、ファン・ユーザーがクリエイターを直接支援することができるプラットフォームが成長しています。

パトロンサイトは、ファンに有料会員になってもらい、会員に対して限定コンテンツなどを提供するという仕組みです。

TORIHADAが手がける「FANME」は、デジタルファンレター、写真・動画、ボイス、ガチャなど、多様なコンテンツを販売できる機能を搭載しており、クリエイターのマネタイズを支援しています。

また、登録するユーザーとの関係を深めるような機能により、ファン化やファンの深化も支援しています。

事業の成長には資金調達や、シナジーの見込める企業との連携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を提供しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB SNS インフルエンサー クリエイター クリエイター支援 クリエイティブ コンテンツ ファン ファンビジネス ファン化 プラットフォーム マーケティング まとめ リング 株式会社 販売 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
一般社団法人設立サムネイル
「一般社団法人」設立ガイド|手続きの流れ・必要書類・メリット・費用など
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

クラウド型ワークフローを提供する「kickflow」が「HENNGE」から業務提携を前提とした資金調達を実施
2023年8月18日、株式会社kickflowは、HENNGE株式会社から業務提携を前提とした資金調達を実施することを発表しました。 kickflowは、クラウド型ワークフロー「kickflow」を提…
次世代型BtoBコマースプラットフォームを開発する「goooods」が5.4億円調達
2022年9月28日、goooods株式会社は、日米の投資家・エンジェル投資家から、総額約5億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 goooodsは、取引先発見・与信管理・債権回収を…
AIで最安の宿泊施設を横断検索できる「atta」がローンチ
株式会社attaは、「atta(あった)」の本リリースとなるiOSアプリを2019年7月4日にローンチしたことを発表しました。 Android版のローンチは、2019年7月17日が予定されています。 …
様々なペットサービスをワンストップで提供するアプリ「PETcierge」開発の「ペットシェルジュ」が2億円調達
2022年4月1日、ペットシェルジュ株式会社は、総額約2億円の資金調達を実施したことを発表しました。 ペットシェルジュは、様々な企業と連携し、あらゆるペットサービスをワンストップで提供する飼い主向けア…
プラスチックの革新的なリサイクルソリューションを提供する「esa」が2.6億円調達
2022年9月28日、株式会社esaは、総額2億6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、京都大学の認定ファンド運営事業者の、みやこキャピタル株式会社が運営するファンドです。 …

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集