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2025年1月24日【国土交通省】「中小トラック事業者向けテールゲートリフター等導入等支援事業」2次公募

国土交通省は、「中小トラック事業者向けテールゲートリフター等導入等支援事業」の2次公募について発表しました。
中小トラック運送事業者に対し、荷役作業の効率化(荷役時間の短縮・荷役負担の軽減)等に資する機器等の導入等に係る費用の一部を補助する支援事業です。
支援内容
2023年11月10日~2025年2月14日の間に以下の対象機器等の導入等を実施したトラック運送事業者等に対し、導入費用等の1/2または1/6を支援。
1.車両の効率化設備の導入等事業
[1]テールゲートリフター[2]トラック搭載型クレーン
[3]トラック搭載用2段積みデッキ
[4]速度制限装置の機能改修
2.業務効率化事業
[5]予約受付システム[6]ASNシステム
[7]受注情報事前確認システム
[8]パレット等管理システム
[9]配車計画システム
[10]求貨求車システム
[11]運行・労務管理システム
[12]契約書電子化システム
[13]車両動態管理システム
([13]のみ[5]~[12]いずれかのシステムとの同時導入(重複申請)が必要)
3.経営力強化事業
[14]原価管理システム[15]M&A・事業承継
4.人材確保・育成事業
[16]人材採用活動[17]人材育成活動
[18]大型免許、けん引免許及びフォークリフト運転資格
申請受付期間(予定)
2025年1月24日(金)~2025年2月21日(金)
トラック輸送は国内物流の中核を担う重要な役割を果たしており、その大部分を中小企業が支えています。中小トラック事業者は、物流の基盤を形成する存在といえるでしょう。
一方で、トラック輸送業界は労働集約型で報酬が少なく、収益性の低さが課題となっています。また、人手不足や「2024年問題」などの深刻な問題にも直面しており、事業の持続可能性が危ぶまれる状況です。
こうした課題に対応するためには、テクノロジーの導入や業務効率化を進めることが不可欠です。しかし、資金力に限りがある中小企業にとって、新たな設備投資は簡単なことではありません。そのため、補助金を活用することが課題解決の重要な手段となります。
「中小トラック事業者向けテールゲートリフター等導入等支援事業」は、中小トラック事業者の荷役作業を効率化するための幅広い取り組みを支援する補助金制度です。この支援を活用することで、業務の効率化やコスト削減を実現し、事業の安定と成長を図ることが期待されています。
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