注目のスタートアップ

ビデオゲームを活用したオンライン英語コミュニケーションレッスン「eスポーツ英会話」などを手がける「ゲシピ」が資金調達

company

2024年11月28日、ゲシピ株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。

今回の資金調達により、累計調達額は5億円を超えています。

ゲシピは、ビデオゲーム(eスポーツ)を活用したオンライン英語コミュニケーションレッスン「eスポーツ英会話」や、社会人向けの「リスキリングeスポーツ英会話」を提供しています。

「eスポーツ英会話」は、ゲームをプレイしながらリアルタイムに英語を使い、英会話を学ぶオンライン教育サービスです。

今回の資金は、「eスポーツ英会話」事業のさらなる拡大や、メタバースを活用した新たな教育価値の創出、人材採用、組織体制の構築、上場準備などに充当します。

その一環として、オプションレッスンなど新規商品の開発や、レッスンの質向上を目指したAI開発、新たなメタバース教育プログラムの開発を推進していく予定です。


英語は事実上の国際共通語であり、日本でもビジネスやコミュニケーションの手段として多くの人に学ばれています。しかし、英語と日本語では文法や発音が大きく異なるため、日本語話者にとって英語習得は容易ではありません。

スマートフォンやインターネットの普及によって、手軽に利用できる学習コンテンツが増え、英語学習のハードルは下がりつつあります。それでも、英語の聞き取りや会話といった実践的なスキルを向上させるには、現実的な練習が効果的だとされています。このような背景から、リアルで実践的な学習環境への需要が増えています。

一方で、英会話の実践はモチベーションなどの面で継続が難しいという課題があります。オンラインサービスは英会話の敷居を下げていますが、継続させる仕組みを構築することも重要な観点です。

こうした中で、ゲシピはeスポーツなどのゲームを活用した英会話サービス「eスポーツ英会話」を手がけています。

ゲームは人を熱中させる力が強いという特徴があり、ユーザーの継続を促進します。また、協力型のゲームではコミュニケーションが非常に重要であるため、自ずとコミュニケーションが促されるという特徴があります。

ビジネスを成長させるには戦略的な資金調達が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウや、クラウドファンディングを成功させる方法など、資金調達に関する情報を掲載しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ EdTech eスポーツ eスポーツ英会話 ゲーム ゲシピ コーチング ビデオゲーム ボイスチャット 教育 株式会社 習い事 英会話 英語 語学 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

オンラインゲームの経済圏を拡大させることでメタバースの実現を目指す「Meta Earth」が1億円調達
2022年3月29日、株式会社Meta Earthは、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Meta Earthは、オンラインゲームの経済圏を拡大させることで本物のメタバースを実現するこ…
初期スタートアップ向けミニマム人事立ち上げサービス「ツクチム」を提供する「株式会社C」が資金調達
2024年10月2日、株式会社Cは、資金調達を実施したことを発表しました。 また、「ツクチム」を正式リリースしたことも発表しました。 「ツクチム」は、初期スタートアップ向けミニマム人事立ち上げサービス…
感覚過敏の啓蒙活動や企画開発・研究の「感覚過敏研究所」展開などの「クリスタルロード」が1,700万円調達
2021年7月15日、株式会社クリスタルロードは、総額1,700万円の資金調達を実施したことを発表しました。 2018年12月に、加藤路瑛氏が12歳で創業したスタートアップです。 感覚過敏の課題解決の…
商船三井CVCが小規模分散型水循環システムを開発する「WOTA」に出資
2022年7月8日、株式会社商船三井のCVCである株式会社MOL PLUSは、WOTA株式会社への出資を決定したことを発表しました。 WOTAは、小規模分散型水循環システムの開発・提供や、持ち運べる水…
さまざまなSNSマーケティングに対応したキャンペーンツール「OWNLY」を提供する「スマートシェア」が資金調達
2022年7月29日、スマートシェア株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 スマートシェアは、さまざまなSNSマーケティングに対応したキャンペーンツール「OWNLY」を提供しています。 S…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集