注目のスタートアップ

「Sales Navi」が1.7億円調達 AIコーチにより営業指導をサポートする営業標準化システム「Sales Navi」を正式リリース

company

2023年3月15日、株式会社Sales Naviは、1億7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

また、営業標準化システム「Sales Navi」を正式リリースしたことも併せて発表しました。

「Sales Navi」は、AIコーチが対話形式でセールスインサイトを営業パーソンに投げかけ気づきを促すことで、営業活動を標準化し、成果へとナビゲートするサービスです。

各業界の現役トップセールスが日々の活動で実践しているノウハウ・習慣・心構えなどを言語化・体系化し、AIコーチにプログラミングしています。

今回の資金は、営業体制の強化、開発体制の強化に充当します。


コロナ禍により営業においてもオンライン化が進み、営業を支援する各種デジタルツールが多数登場しています。

中でもAIは、これまで難しかった、会話の可視化・定量化(数値化)を実現するため、会話によるコミュニケーションを主とする営業において大きな力を発揮します。

たとえば、実際の顧客との会話を可視化・定量化し、それをもとにより良い業務の実現や、人材育成につなげることができます。

また、これまでの足で稼ぐ営業は、営業パーソンそれぞれのスキルに頼る割合が高く、ノウハウが属人化し、営業が組織として成長できないということが課題となっていました。

デジタルツールを活用する営業では、こうした従来型の営業が抱える課題を解決することも目的としており、たとえば組織のトップセールスの会話のノウハウを可視化し、それを組織として浸透させていくといったサービスも登場しています。

株式会社Sales Naviのコメント

このニュースを受けまして、株式会社Sales Naviよりコメントが届きました。

・今回の資金調達の目的は何ですか?

当社は、営業標準化システム『Sales Navi』を通じて個々の営業パーソンに適した「営業の道しるべ」を提供することにより、誰もが成果をあげることができる社会の実現を目指し、事業を展開しています。

この度投資いただいた資金は、弊社の既存のお客様をはじめとして、これから『Sales Navi』をご検討いただくお客様の窓口になる営業体制強化、ならびに、『Sales Navi』をご導入いただく全てのお客様に最適なセールスイネーブルメント体験を提供するための開発体制強化に投資してまいります。

・今後の展望を教えてください。

「Sales Navi が営業職にとってのインフラになること」が大きな目標です。

営業には今まで体系化された教科書がなく、先輩や上司のやり方を見て学ぶ世界でした。

意外にも、Sales Navi のようなインフラは有るようでありませんでした。

Sales Navi はいずれ、営業職にとって無くてはならないツールになると思っています。

Sales Navi が営業の道しるべを創り続けます。

・読者へのメッセージをお願いします。

世の中に営業活動を「管理」するためのツールはたくさんありますが、営業現場からは「営業活動の正解を知りたい」「最適な営業指導を行いたい」という要望が寄せられています。私たちのサービスは「営業管理」に留まらず、「営業指導」までサポートできる今までにないサービスです。

Sales Navi は関西、そして日本を代表する企業になることを目指しています。

これから『Sales Navi』が営業の道しるべを創り、誰もが成果をあげることのできる社会の実現に貢献してまいります。

ご興味をお持ちの方がいらっしゃいましたら、是非下記 URL より詳細をご覧いただければ幸いです。

https://www.salesnavi.co.jp/

営業は企業の売上を向上させるために必要な業務です。しかし、リソースの足りない創業期は満足できる営業ができないかもしれません。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、少しでも営業の成功率を上げるため、営業ツールの導入や、販路開拓の方法などのノウハウを提供しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ AI Sales Navi コーチ コーチング サポート セールス セールスイネーブルメント 商談 営業 対話 指導 株式会社 標準化 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

タクシー・交通業界のDXを推進する「電脳交通」が25億円調達
2025年4月10日、株式会社電脳交通は、総額25億円の資金調達を発表しました。 電脳交通は、クラウド型タクシー配車システム「DS」や、配車業務委託サービス「タクシーCC」、クラウド型点呼システム「電…
クラウドゲームソリューションを手がける「ユビタス」が「NVIDIA」から資金調達
株式会社ユビタスは、NVIDIA Corporation(本社:Santa Clara, California)から新規出資による資金調達を実施したことを発表しました。 ユビタスは、クラウドゲームプラ…
AIで最適なアロマを選んで届けてくれる「CODE Meee ONE」が正式ローンチ
2019年6月27日、株式会社コードミーは、「CODE Meee ONE(コードミー ワン)」を正式にローンチしたことを発表しました。 「CODE Meee ONE」は、パーソナライズ・アロマ・サービ…
尿によるがんの早期発見技術を開発する「Craif」が資金調達
2021年11月2日、Craif株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 尿を利用したがんの早期発見技術の確立のための研究開発を行う名古屋大学発ベンチャー企業です。 酸化亜鉛ナノ構造体とマイ…
「トラストバンク」と「トヨタファイナンス」が地域活性化に向けたデジタル行政の取り組みにおいて業務提携
2020年10月5日、株式会社トラストバンクは、トヨタファイナンス株式会社と、業務提携契約を締結したことを発表しました。 トラストバンクは、デジタル地域通貨プラットフォームサービス「chiica(チー…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集