令和7年度予算「成長型中小企業等研究開発支援事業」(Go-Tech事業)公募事前予告

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総務省の資料によると、2018年度の科学技術研究費は19兆5,260億円に達し、過去最高を更新しました。同様に、企業の研究費も14兆2,316億円と歴代最高を記録しています。これらの数値は、研究開発が日本の企業活動においてますます重要性を増していることを示しています。

過去10年間のデータからは、企業の研究費と売上高が増加傾向にあることがわかります。この傾向は、研究開発が売上向上や経営安定に寄与していることを示唆しており、研究費と売上高の間に一定の相関が見られることも特徴的です。

一方、中小企業においては、限られた経営リソースが研究開発の課題となっています。特に、技術やノウハウを持つ人材の不足や研究開発予算の制約が深刻な問題です。これに対応するためには、大学や研究機関、大企業との連携による外部リソースの活用が鍵となります。

「成長型中小企業等研究開発支援事業」は、このような中小企業が大学や研究機関との協力を通じて研究開発を行うことを支援する取り組みです。この事業を通じて、中小企業が研究開発の課題を乗り越え、成長を実現することが期待されています。

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カテゴリ 公募
関連タグ Go-Tech事業 中小企業 公設試験研究機関 助成金 大学 成長型中小企業等研究開発支援事業 支援 研究機関 研究開発 補助金 連携
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令和7年度予算「成長型中小企業等研究開発支援事業」(Go-Tech事業)の公募に関する事前予告を行います

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