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2024年12月20日【農林水産省】令和6年度「麦・大豆利用拡大事業(令和6年度第1次補正予算)」
2024年12月18日、農林水産省は、令和6年度「麦・大豆利用拡大事業(令和6年度第1次補正予算)」の公募について発表しました。
麦(小麦、大麦、はだか麦)・大豆の利用拡大に向け、産地と実需のマッチング、情報発信及び食品関連企業等が行う新商品の製造等に必要な機器の導入、試作品のプロモーション等に要する経費を支援します。
公募期間
2024年12月18日(水)~2025年1月14日(火)17:00
近年、麦や大豆の需要は堅調に推移しています。
また、食料自給率の向上や水田の有効活用(畑への転換など)の観点から、こうした需要を踏まえた生産拡大が重要です。
しかし、麦や大豆は天候の影響を受けやすく、豊作と凶作の差が大きいため、食品関連企業などでは安定供給への不安が存在し、利用拡大に踏み切れない状況が続いています。
こうした中で、麦や大豆の利用拡大を後押しするために、農林水産省は「麦・大豆利用拡大推進事業」を実施しています。この事業では、産地と需要者のマッチング、利用拡大に向けた情報発信、食品関連企業が行う新商品の製造に必要な機器の導入や試作品のプロモーションなどを対象としています。
また、近年は畜産肉の代替として植物性原料を用いた植物肉が世界的に注目されています。特に大豆については、欧米では食用としての利用があまり進んでいない一方で、日本では食用として長い歴史があります。この知見や優位性を活かし、大豆を原料とした大豆ミートなどの新商品を展開する好機といえるでしょう。
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