注目のスタートアップ

プロダクトデータプラットフォーム「Lazuli PDP」を提供する「Lazuli」が10億円調達

company

2024年12月10日、Lazuli株式会社は、総額10億円の資金調達を実施したことを発表しました。

今回の資金調達により、累計調達額は15億6000万円になりました。

Lazuliは、プロダクトデータプラットフォーム「Lazuli PDP(Produc Data Platform)」の開発・提供や、外食のトレンドに関するリサーチ/データ提供サービス「外食AIリサーチ」の提供を行っています。

「Lazuli PDP」は、複数の外部データベースに点在していた商品情報を一括管理し、データを活用しやすい形に整備、連携するプラットフォームです。

製造業者・小売業者などが保有する多様な商品マスタデータをAIを活用して名寄せし、製品の特徴・利用シーンからメタタグの付与・関連付けを行います。そして、これら情報を各種ツールに自動連携します。

今回の資金調達により、生成AIの活用推進、「Lazuli PDP」の機能拡張、採用強化、パートナー戦略の加速を図ります。


企業は、取り扱う商品の情報を一元的に関するデータベースである商品マスタを整備しています。商品マスタは業界・企業・部門などでそれぞれ異なる形で整備されていることがあり、登録されている情報も、商品名・商品コード・型番・価格・仕入れ先・在庫数・色・ISBNコード・納期・支払条件など多様です。

商品マスタは商品を管理するデータベースとして重要な存在ですが、その管理の難しさやデータの取り扱い・整備に専門的な知識を必要とするため、多くの企業では多様な活用がされていないという現状があります。

もしこのデータを有効活用できれば、企業のデータ活用をさらに進めることができるはずです。

この課題を解決するため、Lazuliは、プロダクトデータプラットフォーム「Lazuli PDP」を開発・提供しています。

さまざまな業界でデジタル化などにより業務効率化が進んでいます。創業期は予算の問題から大規模なシステム導入は難しいかもしれませんが、負担の大きな部分をデジタル化することでかなりの負担軽減が可能です。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。

また、抜本的なシステム導入には資金調達も重要です。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウについて詳しく開設しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ AI BtoB Lazuli Lazuli PDP データプラットフォーム プロダクト プロダクトデータプラットフォーム 名寄せ 商品マスタ 外食AIリサーチ 小売業 株式会社 製品マスタ 製造業 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
【2025年版】補助金・助成金を活用しよう!起業・創業・開業に役立つ15選の制度
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

ソーシャルカレンダーアプリ「Skele」運営の「pow」が5,100万円調達
2021年7月27日、株式会社powは、総額5,100万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、ソーシャルカレンダーアプリ「Skele(スケル)」の正式版(iOS)を公開したこともあわせて発…
折り畳み電動バイクのシェアリングサービス「Shaero」運営の「シェアード・モビリティ・ネットワークス」が3億円調達
2022年2月21日、シェアード・モビリティ・ネットワークス株式会社は、総額3億円の資金調達を実施したことを発表しました。 折り畳み電動バイクのシェアリングサービス「Shaero(シェアロ)」を運営し…
セカンドホームのサブスクリプションサービス「SANU 2nd Home」展開の「Sanu」が19億円調達
2022年7月6日、株式会社Sanuは、総額約19億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Sanuは、セカンドホームのサブスクリプションサービス「SANU 2nd Home(サヌ セカンドホーム…
大企業向けデジタル・トランスフォーメーション・プラットフォーム提供の「テックタッチ」が5億円調達
2020年7月10日、テックタッチ株式会社は、総額5億円の資金調達を実施したことを発表しました。 大企業のデジタル・トランスフォーメーションを支援するSaaS「テックタッチ」を開発・提供しています。 …
スニーカー売買プラットフォーム「モノカブ」運営の「Brhino」が2.2億円調達
2019年11月11日、株式会社Brhinoは、総額2億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 スニーカー売買プラットフォーム「モノカブ」を運営しています。 取引時にすべての商品を鑑定…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集