創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2024年11月14日インパクト可視化プラットフォームを展開する「インパクトサークル」が3.35億円調達

2024年11月7日、インパクトサークル株式会社は、総額3億3500万円の資金調達を実施したことを発表しました。
インパクトサークルは、インパクト可視化プラットフォームを構築しています。
インパクト創出に取り組む事業者と投資者などの資金供給者に対し、インパクト可視化の設計から、データの収集・集計・管理・分析・レポートまで対応するコンサルティング/BPOサービスと、システムを提供しています。
また、貧困削減や就業機会創出などのインパクト創出を意図し、創出したインパクトの可視化を伴う「インパクト可視化型ファイナンス」を国内外で提供しています。
今後、インパクト可視化のコンサルティング/BPOを正式なサービスとして事業者・投資者などに提供すると同時に、調達資金を活用し、事業活動におけるインパクト可視化や、インパクト投資におけるIMM(Impact Measurement and Management)プロセスのDXを実現するインパクト可視化システムを提供していきます。
社会的インパクト投資は、ソーシャルビジネスが生み出す社会的リターンと経済的リターンの両立を目指す投資手法です。SDGsの推進により、企業が社会課題の解決に寄与するビジネスに取り組む意義が注目され、それを促進するものとして注目されています。
従来の投資はリスクとリターンを軸に判断が行われていました。インパクト投資では新たに「インパクト」という軸が導入されています。これにより、従来の投資対象には含まれていなかった社会的課題に取り組む事業や分野にも積極的な投資が行われるようになりました。
こうした状況下で、インパクトサークルは、インパクトファイナンスのハンズオン運用と、投資によって社会課題解決への参画を促すことを目的とするインパクト可視化システムの組み合わせにより、社会インパクト投資プラットフォームの構築を目指しています。
社会的インパクト投資やESG投資などの登場など、以前の資金調達状況とは大きな変化が訪れています。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受ける方法など、資金調達のノウハウについて詳しく解説しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | BtoB インパクトサークル インパクト可視化プラットフォーム インパクト投資 プラットフォーム 可視化 子会社 新興国 株式会社 社会的インパクト 社会的インパクト投資 資金調達 金融 金融包摂 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2022年12月27日、ENECHANGE株式会社は、大手金融機関である三井住友銀行をアレンジャーとして、三井住友信託銀行、商工組合中央金庫のほか、千葉銀行(千葉県)、紀陽銀行(和歌山県)、山梨中央銀…
2023年1月24日、AquaAge株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 スマートフォンで顔写真を撮ることで、AIによる肌診断ができるアプリ「HADABON」を開発・提供しています。 6…
2023年5月26日、株式会社ネストエッグは、運営する自動貯金アプリ「finbee(フィンビー)」において、2023年5月29日から、株式会社ゆうちょ銀行参照系APIを活用した口座連携を開始することを…
2022年8月8日、株式会社furasucoは、資金調達を実施したことを発表しました。 furasucoは、中古車ローン仲介サービス「UcarNext」を運営しています。 中古車・中古バイクの個人間(…
2021年12月22日、コロニー株式会社は、株式会社NTTデータと、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 外部人材を活用しながら、クライアント企業の戦略立案から実行支援までを一括して実施する…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…