注目のスタートアップ

インパクト可視化プラットフォームを展開する「インパクトサークル」が3.35億円調達

company

2024年11月7日、インパクトサークル株式会社は、総額3億3500万円の資金調達を実施したことを発表しました。

インパクトサークルは、インパクト可視化プラットフォームを構築しています。

インパクト創出に取り組む事業者と投資者などの資金供給者に対し、インパクト可視化の設計から、データの収集・集計・管理・分析・レポートまで対応するコンサルティング/BPOサービスと、システムを提供しています。

また、貧困削減や就業機会創出などのインパクト創出を意図し、創出したインパクトの可視化を伴う「インパクト可視化型ファイナンス」を国内外で提供しています。

今後、インパクト可視化のコンサルティング/BPOを正式なサービスとして事業者・投資者などに提供すると同時に、調達資金を活用し、事業活動におけるインパクト可視化や、インパクト投資におけるIMM(Impact Measurement and Management)プロセスのDXを実現するインパクト可視化システムを提供していきます。


社会的インパクト投資は、ソーシャルビジネスが生み出す社会的リターンと経済的リターンの両立を目指す投資手法です。SDGsの推進により、企業が社会課題の解決に寄与するビジネスに取り組む意義が注目され、それを促進するものとして注目されています。

従来の投資はリスクとリターンを軸に判断が行われていました。インパクト投資では新たに「インパクト」という軸が導入されています。これにより、従来の投資対象には含まれていなかった社会的課題に取り組む事業や分野にも積極的な投資が行われるようになりました。

こうした状況下で、インパクトサークルは、インパクトファイナンスのハンズオン運用と、投資によって社会課題解決への参画を促すことを目的とするインパクト可視化システムの組み合わせにより、社会インパクト投資プラットフォームの構築を目指しています。

社会的インパクト投資やESG投資などの登場など、以前の資金調達状況とは大きな変化が訪れています。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受ける方法など、資金調達のノウハウについて詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB インパクトサークル インパクト可視化プラットフォーム インパクト投資 プラットフォーム 可視化 子会社 新興国 株式会社 社会的インパクト 社会的インパクト投資 資金調達 金融 金融包摂
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

AI技術を用いた高精度・早期診断対応のインフルエンザ検査法開発の「アイリス」が資金調達
2020年8月6日、アイリス株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 AI技術を用いた高精度・早期診断対応のインフルエンザ検査法を開発しています。 今回の資金は、研究開発の加速や、グローバル…
地域おこしサービス「HERO」を提供する「GreatValue」が3,000万円調達
2023年4月28日、株式会社GreatValueは、総額3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 GreatValueは、地域おこしサービス「HERO」を提供しています。 商店街・商工…
将来予測型ピープル・アナリティクス・サービス提供の「トランス」が5,000万円調達
株式会社トランスは、総額約5,000万円の資金調達を発表しました。 将来予測型ピープル・アナリティクス・サービス「TRANS.HR(トランスエイチアール)」(β版)を提供しています。 人材採用において…
健康的な食事を届ける食の福利厚生サービス「OFFICE DE YASAI (オフィスで野菜)」運営の「KOMPEITO」が13億円調達
2022年3月3日、株式会社KOMPEITOは、総額約13億円の資金調達を実施したことを発表しました。 オフィスに専用の冷蔵庫・冷凍庫を設置することで、健康的な食事が定期的に届くサービス「OFFICE…
「早稲田大学ベンチャーズ」がダイアモンド半導体デバイス開発の「Power Diamond Systems」に1億円を出資
2022年11月2日、早稲田大学ベンチャーズ株式会社は、株式会社Power Diamond Systemsに1億円の創業投資を行ったことを発表しました。 Power Diamond Systemsは、…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集