【中小企業庁】令和5年度「事業承継・引継ぎ支援事業」事業評価報告書

tips

2024年10月29日、中小企業庁は、令和5年度「事業承継・引継ぎ支援事業」に関する事業評価報告書の提出を受けたことを発表しました。

産業競争力強化法の規定により、独立行政法人中小企業基盤整備機構は、経済産業大臣の認定を受けた全国の認定支援機関が実施した中小企業再生支援業務を評価し、その結果を経済産業大臣に報告することとなっています。

今回、各地の認定支援機関が令和5年度(2023年度)に実施した中小企業再生支援業務のうち、「事業承継・引継ぎ支援事業」に係る事業評価報告書が、独立行政法人中小企業基盤整備機構から提出されました。


社会の少子高齢化に伴い、経営者の高齢化も進んでいます。

中小企業庁の調査によれば、中小企業経営者の引退年齢は、68歳前後であることが示されています。

2023年の中小企業経営者の平均年齢は63.8歳であり、多くの経営者が引退の時期にさしかかっている状況です。

そして、「2021年版 中小企業白書」によれば、60代の経営者の後継者不在率は48.2%、70代では38.6%、そして80代以上では31.8%に達しており、後継者がいない企業が少なくないことがわかります。この後継者不足の問題は深刻で、政府や自治体、企業などが積極的に対策を進めた結果、後継者不在率は2017年をピークに減少傾向にあります。

とはいえ、2023年における黒字廃業の割合は52%と高い状況であることには変わりなく、今後も積極的に事業承継に取り組んでいくことが重要視されています。

事業承継は、起業のひとつの方法として注目されています。しかし事業承継はゼロからの起業とはまた違ったノウハウが必要となります。創業手帳は、無料で創業コンサルティングを行っています。

また、起業家や専門家の生の声をもとに記事化した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」も無料で発行しております。ぜひご活用ください。

また、事業の成長のためには資金調達を成功させることも重要です。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを提供しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ トレンド
関連タグ 中小企業庁 事業承継 事業承継・引継ぎ支援事業 事業評価報告書
詳細はこちら

令和5年度事業承継・引継ぎ支援事業に関する事業評価報告書の提出を受けました

事業承継手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
一般社団法人設立サムネイル
「一般社団法人」設立ガイド|手続きの流れ・必要書類・メリット・費用など
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

経営支援引継ぎを支援するWebメディアプラットフォーム「ツグナラ」運営の「サクシード」が「埼玉縣信用金庫」と業務提携
2022年6月17日、株式会社サクシードは、埼玉縣信用金庫と、業務提携契約を締結したことを発表しました。 サクシードは、地域特化型M&Aや経営支援引継ぎを支援するWebメディアプラットフォーム「ツグナ…
第57回「グッドカンパニー大賞」候補企業の推薦受付が開始
中小企業庁は、第57回「グッドカンパニー大賞」候補企業の推薦受付を開始したことを発表しました。 「グッドカンパニー大賞」は、経営の刷新、技術開発、市場開拓等の分野で優れた成果をあげている中小企業を顕彰…
「労務費の適切な転嫁のための価格交渉に関する指針」説明会が全国8ブロックで開催
2023年12月18日、中小企業庁は、「労務費の適切な転嫁のための価格交渉に関する指針」の全国ブロック説明会の開催について発表しました。 中小企業庁は、公正取引委員会・内閣官房と共に、全国の事業場等の…
アトツギと支援機関向け地域別イベント「ACT-Meetup」 全国9か所で開催
2024年10月17日、中小企業庁は、「ACT-Meetup」の開催について発表しました。 このイベントは、アトツギと支援機関向けの地域別イベントです。 「アトツギ甲子園」地域プロデューサーによるトー…
「面的地域価値の向上・消費創出事業」補助金 2次募集が開始
中小企業庁は、令和4年度第2次補正予算「面的地域価値の向上・消費創出事業」の2次募集を開始したことを発表しました。 コロナ禍による来街者ニーズの多様化や、足元の円安メリットを活かしたインバウンドの回復…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集