創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2024年10月31日【厚生労働省】「労働者性に疑義がある方の労働基準法等違反相談窓口」を設置

2024年10月25日、厚生労働省は、「労働者性に疑義がある方の労働基準法等違反相談窓口」を労働基準監督署に設置することを発表しました。
「特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律」(フリーランス・事業者間取引適正化等法)が施行される11月1日に合わせて、全国の労働基準監督署に、自らの働き方が労働者に該当する可能性があると考えるフリーランス(業務委託を受ける事業者)からの労働基準法等の違反に関する相談窓口を設置します。
概要
労働者性に疑義がある方からの労働基準法等違反に関する相談窓口を設置
請負契約や委任契約といった契約形式にとらわれることなく、働く人びとからの相談に対応します。また、労働者に該当するかどうかの判断基準の説明や、「働き方の自己診断チェックリスト」を用いたチェックなども行います。
労働基準監督署において労働者に当たるかどうかの判断を実施
労働者性の判断基準について理解を促すため、新たに、厚生労働省において労働者性判断に係る近時の代表的な裁判例を取りまとめた参考資料集を作成しました。
労働基準監督署では、これらの資料も活用しつつ、相談内容から労働基準法等違反が疑われ、申告として調査した場合には、原則、相談者が労働者に当たるかどうかの判断を行います。
2023年4月28日に、「特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律」(フリーランス・事業者間取引適正化等法、フリーランス法)が可決成立し、2023年5月12日に公布されました。
このフリーランス法は、2024年11月1日に施行されます。
この法律は、フリーランスが安心して働ける環境を整備するために、フリーランスと企業などの発注事業者間の取引適正化とフリーランスの就業環境の整備を目的としています。
今回、フリーランス法の施行に合わせ、全国の労働基準監督署に、全国の労働基準監督署に、自らの働き方が労働者に該当する可能性があると考えるフリーランスからの、労働基準法などの違反に関する相談窓口が設置されます。
フリーランスにおいては、その働き方の実態が労働基準法上の「労働者」に該当するにもかかわらず、名目上は自営業者と扱われ、労働基準法などによる保護が受けられていないケースがあるといった問題が指摘されています。
今回の相談窓口は、こうした問題に直面しているフリーランスの相談に応じるためのものです。
創業手帳では起業を目指す方や経営上の悩みを抱える経営者などを対象に無料で専門家の紹介を行っています。起業にあたって不安や相談したいことなどがある起業家の方はぜひご活用ください。
また、起業家や専門家の生の声をもとに記事化した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」や、資金調達に特化した「資金調達手帳」も無料で発行しております。ぜひご活用ください。
| カテゴリ | トレンド |
|---|---|
| 関連タグ | フリーランス 労働者 厚生労働省 相談 相談窓口 |
トレンドの創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2024年8月8日、ペイトナー株式会社は、総額約12億円の資金調達を実施したことを発表しました。 ペイトナーは、受け取りから振り込みまで自動化する請求書受領サービス「ペイトナー 請求書」や、フリーラン…
「中小企業・小規模事業者に対する働き方改革推進支援(働き方改革推進支援センター)」のご案内です。 「働き方改革推進支援センター」では、労務管理の専門家が無料で、時間外労働の上限規制や、同一労働同一賃金…
2023年8月4日、ペイトナー株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、インキュベイトファンド株式会社です。 ペイトナーは、請求書の回収・電子化・振込を自動化する「ペイトナー 請求…
2024年11月13日、株式会社シェアダインは、総額18億円超の資金調達を実施したことを発表しました。 シェアダインは、個人向け出張シェフサービス「シェアダイン」や、飲食事業者向けシェフマッチングサー…
厚生労働省は、令和7年度「業務改善助成金」を一部変更し、9月5日から対象事業所を拡充することを発表しました。 「業務改善助成金」は、事業場内で最も低い賃金(事業場内最低賃金)を30円以上引き上げ、生産…
