注目のスタートアップ

メディカルセキュリティクラウドサービス「Mowl」を提供する「MTU」が4.5億円調達

company

2024年8月29日、MTU株式会社は、総額4億5000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

MTUは、医療機関向けのメディカルセキュリティクラウドサービス「Mowl(マウル)」の開発・提供や、AI医療データプラットフォーム事業、歯科医院向けWebマーケティング事業を展開しています。

「Mowl」は、医療業界向けの情報セキュリティサービスです。医療業界に特化したセキュリティクラウドサービスと、伴走型支援サービス(コンサルティング)を提供しています。

今回の資金は、「Mowl」の機能追加や開発、マーケティング、人材採用に充当します。


近年のデジタルテクノロジーの発展に伴い、社会や産業のデジタル化が急速に進んでいます。医療業界においても、業務の効率化や医療の高度化を目指してデジタルテクノロジーの活用が積極的に進められています。

しかしながら、医療業界は多数の個人情報を取り扱うため厳格な管理が求められるという性質があり、デジタル化においてセキュリティ対策がネックとなって取り組みが進まないという課題を抱えています。

このような状況で、サイバー攻撃の件数は年々増加傾向にあり、医療機関においても攻撃の標的となり、甚大な被害が生じるといったケースも報告されています。そのため、医療業界においてはセキュリティ対策の重要性がますます高まっています。

こうした背景のもと、MTUは医療機関向けにセキュリティ対策を支援するメディカルセキュリティクラウド「Mowl」を展開しています。

適切なセキュリティの構築ができず顧客や社会に損害を与えてしまうと大きな損失となるため、事業活動・成長に必須のものと位置づけて取り組んでいくことが重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期に実施できるセキュリティ対策について詳しく伺っています。

また、社内体制を根本的に変更するようなシステム構築の場合は、資金調達なども必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ AI BtoB IT クラウドサービス サイバー攻撃 セキュリティ セキュリティ対策 マーケティング支援 医療 医療機関 情報セキュリティ 株式会社 病院 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

女性向けキャリアスクール「SHElikes」を運営する「SHE」が17.5億円調達
2025年2月17日、SHE株式会社は、総額17億5000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 SHEは、女性向けキャリアスクール「SHElikes(シーライクス)」や、即戦力人材マッチングサ…
【経済産業省】中小規模の製造事業者向けの工場セキュリティに関する解説書「工場セキュリティの重要性と始め方」を策定
2025年4月11日、経済産業省は、「工場セキュリティの重要性と始め方」を策定しました。 「工場セキュリティの重要性と始め方」は、「工場システムにおけるサイバー・フィジカル・セキュリティ対策ガイドライ…
フットチェックアプリなどにより糖尿病合併症重症化予防に取り組む「セカンドハート」が資金調達
2024年10月23日、株式会社セカンドハートは、資金調達を実施したことを発表しました。 セカンドハートは、糖尿病合併症重症化予防に関するソリューションの開発・販売を行っています。 現在、主力製品とし…