担当者に聞く「中小企業省力化投資補助金」補助金の特徴・ポイントを担当者が解説

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2024年8月8日、中小企業庁は、「担当者に聞く「中小企業省力化投資補助金」」を公表しました。

中小企業省力化投資補助金(省力化投資補助金)は、2024年6月25日に第1回公募が開始された補助金です。中小企業等の人手不足解消を目的に、IoTやロボット等の「省力化製品」の導入費用の一部を補助しています。

省力化投資補助金の補助対象は、「製品カタログ」に登録された省力化製品です。このカタログから、自社の課題・業種・業務プロセスにあった製品を選び、販売事業者と共同で申請するというプロセスになっています。

これは他の補助金とは異なる特徴であり、わかりにくいと感じている事業者も多く存在しています。

今回公表された「担当者に聞く「中小企業省力化投資補助金」」は、「中小企業省力化投資補助金」の担当者が補助金の特徴・ポイントを詳しく解説するものです。


「中小企業省力化投資補助金(カタログ型省力化補助金)」は、IoTやロボットなどの汎用製品を「製品カタログ」から選択・導入することで、中小企業等の付加価値や生産性を向上させ、賃上げにつなげることを目的とした補助金です。

現在、カタログに登録されている製品カテゴリーには、「清掃ロボット」「配膳ロボット」「自動倉庫」「検品・仕分システム」「無人搬送車(AGV・AMR)」「スチームコンベクションオーブン」「券売機」「自動チェックイン機」「自動精算機」「タブレット型給油許可システム」「オートラベラー」などが含まれています。

この補助金は、カタログに登録されている汎用製品の導入を支援するものであり、さらに販売事業者と共同で申請を行う必要があります。この点が、他の補助金とは異なる特徴であり、申請プロセスに不慣れな事業者も多く存在しています。

こうした背景から、中小企業庁は補助金の特徴やポイントを詳しく解説するウェブサイトを公開しました。サイトでは、補助率や補助上限額、申請時の注意点、他の補助金と比較した際の「省力化投資補助金」の優位性などについて解説されています。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
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