注目のスタートアップ

AIマッチングテクノロジーを活用した高還元SES「カイマク・テックファーム」を展開する「カイマク」が7,200万円調達

company

2024年5月21日、株式会社カイマクは、総額7,200万円の資金調達を実施したことを発表しました。

カイマクは、AIマッチングテクノロジーを活用した高還元SES(システムエンジニアリングサービス)「カイマク・テックファーム」を展開しています。

還元率83%、単価連動型の給与体系、AIシステムによる営業業務の効率化、福利厚生として実務未経験の言語の案件に副業で挑戦できる「副業紹介制度」などを特徴としています。

今回の資金は、連携強化、SES業界向け業務DX支援プロダクトの開発、グループ子会社複数社の新設、同業のエンジニアリング事業を展開する会社のM&Aに充当します。


SES(システムエンジニアリングサービス)とは、システムの開発・保守・運用などの特定業務に対し、ITエンジニアを派遣するサービスです。派遣契約と異なるのは、派遣されたITエンジニアへの指揮命令がクライアント側ではなく、SES会社側にある点です。

SESのメリットとして、ITを本業としないクライアント企業が必要な時に希望するITエンジニアを確保できること、またITエンジニアがクライアント企業の指示に縛られずに働けることが挙げられます。

一方で、既存のSESビジネスモデルには、複数のSES企業が関与することで多重請負による中間搾取、業務上の情報の遅延、契約の複雑化などの問題があります。

しかし、近年はITエンジニア不足が深刻化しており、より良いITエンジニアを採用するため、労働環境の改善に注力するSES企業が増加しています。

このような状況下で、カイマクは、業界最高水準の還元率83%を実現しており、また人月単価も開示し、人月単価に対して1万円単位で年収が連動する単価連動型の給与体系を特徴とするSES事業「カイマク・テックサービス」を展開しています。

企業の成長には戦略的な資金調達や、シナジーの見込める企業との連携・提携が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ AI BtoB SES エンジニア カイマク カイマク・テックファーム システムエンジニア システムエンジニアリングサービス マッチング 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

自律搬送ロボット開発・提供の「匠」が4億円調達
2021年8月3日、株式会社匠は、総額4億円の資金調達を実施したことを発表しました。 自律搬送ロボットの設計・開発・提供を行っています。 ハードウェア・ソフトウェアの両方を一貫して手がけ、“GRID式…
融資・債権回収業務の基盤サービスを提供する「クレジットエンジン・グループ」が11.7億円調達
2024年1月17日、クレジットエンジン・グループ株式会社は、総額11億7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 クレジットエンジン・グループは、オンライン融資システム「CE Loan」…
GHG排出量算定・開示・削減を支援するソリューション「zeroboard」を提供する「ゼロボード」が24.4億円調達
2023年2月15日、株式会社ゼロボードは、総額24億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ゼロボードは、GHG(温室効果ガス)排出量算定・開示・削減を支援するソリューション「zer…
AI・IoTを活用し製造業のDXを推進する「コズム」が資金調達
2025年3月6日、株式会社コズムは、資金調達を実施したことを発表しました。 今回の資金調達により、累計調達額は2.4億円となりました。 コズムは、各企業の課題やニーズに応じた最適なデジタルソリューシ…
【東京都】「CVCと中小企業・スタートアップのマッチング支援事業」参加事業者(CVC)決定 マッチング希望者募集開始
2024年8月8日、東京都は、「CVCと中小企業・スタートアップのマッチング支援事業」における参加事業者(CVC)を決定し、マッチングを希望する中小企業・スタートアップの募集と説明会の開催について発表…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集