「東京産農産物の流通促進事業」補助金

subsidy

東京都は「東京産農産物の流通促進事業」について発表しました。

東京産農産物の円滑な都内流通を図るため、農業者や卸売事業者等から東京産農産物の仕入等を行い、都内の小売店、飲食店等の食品事業者や消費者に販売等を行う流通事業者の地産地消の新たな取組に対して、必要な経費の一部を補助します。

応募資格

東京産農産物の仕入等を行い、都内の小売店、飲食店等の食品事業者や消費者に販売等を行う事業に新たに取り組む、次の(1)~(4)のいずれかに該当する者。

(1)会社
会社法の規定による株式会社(特例有限会社を含む)、合資会社、合同会社、合名会社

(2)社団法人、財団法人
一般社団法人及び一般財団法人に関する法律及び公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律の規定による一般社団法人、一般財団法人、公益社団法人、公益財団法人

(3)特定非営利活動法人
特定非営利活動促進法の規定による特定非営利活動法人

(4)協同組合等
・農業協同組合法の規定による農業協同組合、農業協同組合連合会、農事組合法人
・消費生活協同組合法の規定による消費生活協同組合、消費生活協同組合連合会
・中小企業等協同組合法の規定による企業組合、協同組合連合会、事業協同組合、事業協同小組合
・中小企業団体の組織に関する法律の規定による協業組合、商工組合、商工組合連合会

補助対象経費

農産物の運搬に必要な資材(コンテナ等)、販路開拓や売上拡大のためのPR経費、農産物の集・出荷に関する人件費、荷さばき場の賃借料、農産物の包装資材、小売店舗等に販売コーナーを設置するための経費、受発注アプリ製作料、販路開拓等のコンサルタントへの謝金など。

補助率、補助限度額

「補助率」
1年目:補助対象経費の2/3以内(3/4以内)
2年目:補助対象経費の1/2以内(2/3以内)
3年目:補助対象経費の1/3以内(1/2以内)
農産物の集荷・出荷の際、電気自動車、燃料電池自動車、プラグインハイブリッド自動車のいずれかを利用する場合は、()のとおり、補助率を引き上げます。

「補助限度額」
上限1,000万円、下限100万円

専門家による助言

要望に応じて、年間10回(1回あたり4時間を上限)まで、専門家を無料で派遣します。

募集期間

2024年4月8日(月)~2024年5月2日(木)


地場産食材の活用や地産地消の取り組みは、農作物の消費拡大や地域活性化のために重要な要素のひとつです。

日本は農業人口の減少が続いているため、食料の安定供給を実現するため、生産者減少に歯止めをかけ、さらに地域の生産者を増加させる必要があります。

地場産食材の活用や地産地消の取り組みは、こうした地域生産者に対して安定的な販路を提供し、生産者人口減少の課題を解決します。

とくに小売店や飲食店などの食品事業者は、継続的に食材を必要とします。これらの販路を確立することができれば、生産者に安定的な収益をもたらすことが可能です。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ 助成金 卸売 地産地消 小売店 東京 東京都 流通 補助金 販売 販路開拓 農業 農産物 食品 飲食店
詳細はこちら

東京産農産物の流通促進事業

飲食開業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

令和5年度「地域・企業共生型ビジネス導入・創業促進事業補助金」 補助事業者の採択結果が発表
2023年6月23日、中小企業庁は、令和5年度「地域・企業共生型ビジネス導入・創業促進事業補助金」に係る補助事業者の採択結果について発表しました。 令和5年度「地域・企業共生型ビジネス導入・創業促進事…
【農林水産省】令和7年度「病害虫・雑草の防除対策の高度化事業」公募
農林水産省は、令和7年度「病害虫・雑草の防除対策の高度化事業」の公募について発表しました。 農薬散布分野においてニーズの高まっている農業用ドローン、常温煙霧等の省力的・効果的な農薬の散布技術を活用した…
【6/21開催】地域活性化パートナー企画説明会「販路開拓サポートDAY 春」
独立行政法人中小企業基盤整備機構は「販路開拓サポートDAY 春」を2024年6月21日(金)にオンライン開催することを発表しました。 中小機構は、中小事業者等の消費財分野(食品、雑貨・日用品、観光等)…
【経済産業省】「国内投資マップ」を公開
2025年7月8日、経済産業省は、「国内投資マップ」を公表しました。 全国で進みつつある国内投資の動きを可視化し、また、さらなる国内投資の促進に向けた機運を醸成することを目的とした資料です。 令和3年…
【東京都】令和7年度「ワーケーション勤務導入奨励金」【奨励金10万円】
公益財団法人東京しごと財団 令和7年度「ワーケーション勤務導入奨励金」のご案内です。 テレワークの促進を図るため、都内中堅・中小企業等がワーケーション勤務を可能とする規定を新たに整備し、従業員がワーケ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集