注目のスタートアップ

2025年に超小型モビリティの量産販売を目指す「KGモーターズ」が3.8億円調達

company

KGモーターズ株式会社は、総額3億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

KGモーターズは、エネルギー効率が良く、維持コストが低い超小型モビリティ(ミニマムモビリティ)の量産販売を目指しています。

開発するミニマムモビリティは、1人乗りセンターポジションで、走る楽しさを追求した小型電気自動車(EV)です。

ドア・エアコン付き、5時間の充電で100km走行可能であること、原付ミニカー規格であり車検不要・安価な税金などを特徴としています。

今回の資金は、量産車両の開発、人材採用に充当します。2025年の量産販売を目標に事業を進めています。


ガソリンを燃料とする乗り物(自動車や二輪車)は、温室効果ガスの排出や、エネルギー効率の悪さといった課題を抱えています。

世界的に環境負荷の低い社会への転換が進められている現在、こうした乗り物においてもより環境負荷の低いものへのシフトが求められています。

こうした中で注目されているのが電気自動車(EV)です。とくに日本では小型のモビリティが注目されています。

日本社会は4人以上が乗車可能な四輪自動車が普及しています。しかしその利用実態は、平均輸送人数が1.31人と1人での乗車が多く、走行距離についても短い距離が多いことから、四輪自動車は日本社会にとってオーバースペックな乗り物となっています。

こうした過剰な性能は非効率的であり、人ひとりを運ぶために無駄なエネルギーを消費しています。そのためEV転換期にある今、よりコンパクトなモビリティの普及が求められているのです。

企業・事業の成長には戦略的な資金調達が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ EV KGモーターズ MaaS ミニマムモビリティ モビリティ 株式会社 次世代 自動車 自動運転 資金調達 超小型モビリティ 量産 電気自動車
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

キーボードアプリ型営業支援ツール「TeamBoard」を提供する「アンビシャスグループ」が資金調達
2023年7月4日、株式会社アンビシャスグループは、資金調達を実施したことを発表しました。 アンビシャスグループは、キーボードアプリ型営業支援ツール「TeamBoard」を開発・提供しています。 スマ…
健康管理システム「Carely」を開発・運営の「iCARE」が15億円調達
2020年12月9日、株式会社iCAREは、総額15億円の資金調達を実施したことを発表しました。 健康管理システム「Carely」を開発・運営しています。 健康診断・ストレスチェック・長時間労働対策と…
課題解決型インターンシップを秋田県内の中小企業向けに提供する「ローカルクエスト」が創業・資金調達
2022年10月27日、ローカルクエスト株式会社は、2022年10月5日に創業したことと、資金調達を実施したことを発表しました。 ローカルクエストは、秋田県内の中小企業に向け、課題解決型インターンシッ…
月額8,400円からの法人向けWeb3リサーチ「Ozon Labs」がリリース
2022年12月15日、株式会社woorthは、「Ozon Labs(オゾンラボ)」のリリースを発表しました。 「Ozon Labs」は、月額8,400円から利用できる法人向けWeb3リサーチサービス…
住宅事業者向けクラウド型住宅ローン業務支援システムを提供する「iYell」が4.5億円調達
2023年7月31日、iYell株式会社は、4億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、全国保証株式会社とSpiral Innovation Partners LLPが共同で…

大久保の視点

国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
「スタートアップワールドカップ2024」世界決勝を現地速報!優勝はEarthgrid(米代表・プラズマでトンネル掘削)
2024年10月4日、世界最大級のビジネスピッチコンテスト「スタートアップワールドカップ(SWC)2024」の世界決勝戦が、米国・シリコンバレーで開催されま…
(2024/10/5)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集