注目のスタートアップ

マルチモバイル決済プラットフォーム「elepay」などを展開する「ELESTYLE」が「三井住友カード」と資本業務提携

company

2024年3月4日、ELESTYLE株式会社は、三井住友カード株式会社と資本業務提携契約を締結したことを発表しました。

モバイル決済ソリューションを中心としたFintechの領域の推進における協業について合意しています。

ELESTYLEは、マルチモバイル決済プラットフォーム「elepay」と、QRコードを活用したキャッシュレスソリューション「OneQR」を提供しています。

「OneQR」は、オフライン・オンライン・O2O問わず、あらゆる業態に対応した汎用性の高いプラットフォームです。キャッシュレスを推進すると同時に、顧客満足度の向上、業務の省力化・自動化、サービス運営の効率化を実現します。

三井住友カードは、事業者向け決済プラットフォーム「stera」を提供しています。

今回の提携により、事業者のDXやキャッシュレス化を一層推進し、より幅広いニーズに応えるためのサービス展開を強化していきます。


キャッシュレス決済は、日本ではクレジットカード以外にも、電子マネーやQRコード決済などが普及しています。

以前の日本は、偽札の流通が少ないため現金の信頼性が高いこと、ATMが普及していること、現金の利便性が高いことなどによりキャッシュレス決済はあまり普及していませんでした。

しかしコロナ禍でその環境は一変しました。コロナ禍ではレジの待ち時間短縮や非接触でのサービスのためにキャッシュレス決済の導入が進み、キャッシュレス決済を利用する消費者が増加しました。

経済産業省の発表によると、2022年のキャッシュレス決済比率は36%(111兆円)となりました。2012年のキャッシュレス決済比率は15.1%だったため、10年で倍以上に成長したという結果になります。

一方、現在の多様な決済手段が普及している環境では、事業者におけるキャッシュレス決済への対応に課題が生じています。また、キャッシュレス決済の導入は初期費用やランニングコストがかかるほか、加盟店手数料もかかるため、事業者におけるキャッシュレス決済導入では、キャッシュレス決済による業務効率化やデータ活用などの取り組みを進め、キャッシュレス決済の効果を最大限高めることが重要です。

こうした中でELESTYLEは、マルチモバイル決済プラットフォーム「elepay」や決済ソリューション「OneQR」を提供し、事業者のキャッシュレス対応と同時に業務効率化やDXを支援しています。

そして今回の三井住友カードとの連携により、さらにキャッシュレス化の実現に向けたソリューションを提供していくとしています。

ビジネスの成長には資金調達や、シナジーの見込める企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を掲載しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB DX elepay ELESTYLE Fintech OneQR QRコード stera カード キャッシュレス キャッシュレス化 クレジットカード コード決済 ソリューション プラットフォーム モバイル決済 三井住友カード株式会社 効率化 提携 株式会社 決済 資本業務提携
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

オンラインアシスタントサービス「フジ子さん」を運営する「フジア」が4.65億円調達
2022年10月18日、フジア株式会社は、総額4億6,500万円の資金調達を実施しました。 直近では、2022年8月2日に、総額3.35億円の資金調達を発表しています。 フジアは、オンラインアシスタン…
学術領域の専門家による技術スポット・コンサル・サービス「Acaview」事前登録開始
2019年11月19日、株式会社POLは、「Acaview(アカビュー)」の事前登録を開始することを発表しました。 「Acaview」は、学術領域の専門家(研究者や博士など)による、技術スポット・コン…
「Shopify Plus」を中心としたOMOの立ち上げを実現するパッケージサービス「Next Plus」が提供開始
2022年6月22日、株式会社フラクタは、国内環境に適合したShopifyアプリを提供する企業アライアンス「App Unity」(株式会社フィードフォース)と共に、パッケージサービス「Next Plu…
高高度ガス気球や旅行用気密キャビンを設計・開発する「岩谷技研」が5.7億円調達
2023年10月12日、株式会社岩谷技研は、総額5億7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 岩谷技研は、気球による宇宙遊覧を目指し、高高度ガス気球と気密キャビンを設計・開発・製造してい…
自動運転技術を開発する「ティアフォー」がGI基金採択・資金調達 400億円規模の開発を推進
2022年7月19日、株式会社ティアフォーは、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構の「グリーンイノベーション基金事業(GI基金)」の自動運転ソフトウェアに関する研究開発項目に採択されたこ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集