「ICTスタートアップリーグ」起業を目指す個人・グループや成長志向のあるスタートアップを支援(研究開発支援金・伴走支援等)

subsidy

令和6年度「ICTスタートアップリーグ」のご案内です。

起業を目指す個人・グループや、成長志向のあるスタートアップを支援するプログラムです。

スタートアップに知見のある有識者・企業・団体が官民一体となり、スタートアップの成長に必要な支援と競争の場を提供します。

支援内容

Support1

これから本格的に起業や事業化を目指す個人・グループ、または、起業して間もないスタートアップなどが行うICTの研究開発に対して支援します。
開発支援金:最大300万円
補助率:定額補助(10/10)
支援期間:約8ヶ月

Support2

事業の確立、拡大を目指し、技術の事業化、事業計画のブラッシュアップ等に取り組む個人・グループ、または、スタートアップが行うICTの研究開発に対して支援します。
開発支援金:最大2,000万円
補助率:定額補助(10/10)
支援期間:約8ヶ月

伴走支援

Support1、2ともに、以下の伴走支援を行いスタートアップの立ち上げや成長を支援し促進します。
・専門家による起業、開発、実用化への助言
・人材確保のサポート
・ピッチ、マッチングイベントの開催
・実用化に係る事務的な支援 (購買、物品管理、特許取得サポート等)
・開発、起業ノウハウに関する勉強会

想定される事業期間中の取り組み(Support1)

・事業化に向けて必要となる技術の概念実証(POC)、実現可能性調査(Feasibility Study)に向けた研究開発。
・事業計画(ビジネスモデルを含む)の 立案、検証
・チームビルディング
・法人化(法人化前の場合) など

想定される事業期間中の取り組み(Support2)

・概念実証、実現可能性調査を経た技術の事業化に向けた研究開発。
・事業計画(ビジネスモデルを含む)のブラッシュアップ
・法人化(法人化前の場合) など

応募受付期間

2024年2月21日(水)14:00〜2024年3月31日(日)18:00


ICT(Information and Communication Technology)とは、いわゆる情報通信技術のことです。

ICTは、IT系といった言葉でイメージされるコンピューターによる情報処理技術だけでなく、インターネットなどの通信技術を利用した広範な産業やサービスを含みます。したがって、「ICTスタートアップリーグ」も広範な領域の技術・事業アイデアを支援しています。

総務省は、地域経済の活性化、社会保障費の増大、大規模災害対策などさまざまな社会課題に対応するためには、広範な領域においてICTの活用が効果的であり、なおかつ必要不可欠であるとしています。

たとえば、介護の現場では人手不足が深刻な課題となり、現場の業務効率化や省人化が求められています。そこで活用できるのが、センサーやカメラなどを利用した、高齢者の見守りサービスです。

インターネットにつながったセンサーやカメラによってリアルタイムでの遠隔見守りを実現し、高齢者の急変・転倒などを即座に察知し、適切な対処をスピーディに実施できる体制を実現します。さらにこれまで複数人での見守りが必要だったところが削減されるため、業務効率化・人手不足対応も実現します。

ほかにも、農業では高齢化・人手不足・過酷な労働環境・環境対応などさまざまな課題に直面していますが、テクノロジーを活用したスマート農業は、農作業の自動化、データを活用したより高度で効果的な農業などを実現し、これら課題を解決します。

「ICTスタートアップリーグ」は、こうしたICTの領域での起業・事業化や、成長を目指すスタートアップを支援することで、世界に誇れるスタートアップの輩出を目指しています。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ ICTスタートアップリーグ グループ スタートアップ プログラム 令和6年度 伴走支援 個人 助成 支援 研究開発 起業
詳細はこちら

ICTスタートアップリーグ

創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
事業計画書の書き方とは?18ステップごとにわかりやすく解説!
起業の仕方サムネイル
起業の仕方を大解剖!初めての素人でも失敗しない起業の6つのステップと手順とは?
普通の人が起業するには。起業の成功に大切な5ステップを創業手帳・代表の大久保が解説!
【2025年版】補助金・助成金を活用しよう!起業・創業・開業に役立つ14選の制度
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

【8月21日】起業家むけ「気になるニュース」まとめ
8月21日のニュースの中から、起業家がチェックしておきたいニュースをまとめました。 経産省、中小企業後継者のサポート続々 経産省が中小の事業承継サポートを進めています。事業を承継する人が、本格的な承継…
材料を識別できる超高感度・高解像X線カラー・イメージ・センサー開発の「ANSeeN」が10.8億円調達
2020年9月7日、株式会社ANSeeNは、総額10億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 静岡大学の技術である化合物半導体放射線センサの製造技術をコアとして、2011年に設立した大…
大学の技術シーズの事業化を手掛ける「ピクシーダストテクノロジーズ」が21.7億円調達
2022年10月3日、ピクシーダストテクノロジーズ株式会社は、総額約21億7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ピクシーダストテクノロジーズは、リアルとデジタルをつなぐ計算機インター…
デジタル・クリエイティブ・スタジオ「Sun Asterisk」が出資・支援先のスタートアップの公募を開始
2020年3月25日、株式会社Sun Asteriskは、シード〜アーリー・ステージを対象としたスタートアップの募集を開始したことを発表しました。 Sun Asteriskは、2020年3月現在、国内…
「HACARUS」がAIに関する相談サービス「DXほっとライン」を本格始動
2021年2月9日、株式会社HACARUSは、「DXほっとライン」を指導することを発表しました。 「DXほっとライン」は、AIのエキスパートに、AIの導入に関する様々な相談を行えるサービスです。 導入…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集