「花粉の少ない森林への転換促進対策事業」補助金

subsidy

林野庁は「花粉の少ない森林への転換促進対策事業」の公募について発表しました。

花粉発生源対策を推進するための次の取り組みを支援します。

(1)効果的な花粉発生源対策の実施に向けた普及及び調査
花粉発生源対策に関して、広報資材の作成や普及イベントの開催等により、国や地方公共団体等の成果の普及を図るとともに、花粉の少ない苗木への植替えなどの花粉発生源対策の理解を広めるために、より効果的な広報手法の検討等の取り組み。

(2)スギ雄花の花芽調査等の推進
花粉飛散量予測に必要なスギ雄花着花状況調査を行うとともに、ドローンの活⽤等による効率的かつ高精度な着花量推定手法の開発等の取り組み。

課題提案書提出表明書

2024年3月1日(金)


日本は国土の3分の2が森林を覆っています。そしてこのうち約4割を人工林が占めています。

この人工林は、戦後の復興需要と森林の荒廃に対応するために政策として造成が推進されたものですが、その後外国産木材の輸入が全面自由化され、国内の林業は一気に衰退していくこととなってしまいました。

現在、全国でスギ・ヒノキを中心とする人工林が、活用の適齢期を迎えていながらも手つかずのまま残っているケースが多いのはこうした理由によるものです。

近年は、外国産木材の高騰(ウッドショック)によって国産材への注目が高まっています。また、大規模災害の増加によって、森林の手入れの重要性についても認識が高まってきており、国内における森林活用が急速に注目されています。

そして、スギ・ヒノキは大量に発生させ、国民の花粉症の原因となっていることから、森林活用と同時に花粉症対策を実施することも求められています。

こうした背景のもと、林野庁はスギ・ヒノキ林を花粉の少ない森林へ転換していくための取り組みを支援しています。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

カテゴリ 公募
関連タグ 助成金 地方公共団体 森林 補助金 転換
詳細はこちら

花粉の少ない森林への転換促進対策事業

補助金ガイド
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

【国土交通省】「中小トラック事業者向けテールゲートリフター等導入等支援事業」2次公募
国土交通省は、「中小トラック事業者向けテールゲートリフター等導入等支援事業」の2次公募について発表しました。 中小トラック運送事業者に対し、荷役作業の効率化(荷役時間の短縮・荷役負担の軽減)等に資する…
令和6年度「大豆供給円滑化推進事業」第3次公募
農林水産省は、令和6年度「大豆供給円滑化推進事業」の第3次公募について発表しました。 国際的な穀物の供給懸念から食料安全保障の重要性が高まる中、大豆については、食料自給率向上の観点から、需要を捉えた生…
令和6年度「漁船安全対策推進事業」再公募
水産庁は、令和6年度「漁船安全対策推進事業」の再公募について発表しました。 漁業の労働災害発生率は、一般船舶の約2倍、陸上全産業平均の約5倍と高くなっています。労働災害の発生は、人命に関わる課題である…
【農林水産省】令和7年度「スマート農業技術活用促進総合対策のうち農林水産業におけるロボット技術安全性確保策検討」公募
2025年1月27日、農林水産省は、令和7年度「スマート農業技術活用促進総合対策のうち農林水産業におけるロボット技術安全性確保策検討」の公募について発表しました。 ロボット技術により自動走行する農業機…
「災害時の強靭性向上に資する天然ガス利用設備導入支援事業費補助金[天然ガスステーションの設備]」
一般社団法人都市ガス振興センターは、令和5年度「災害時の強靭性向上に資する天然ガス利用設備導入支援事業費補助金[天然ガスステーションの設備]」の4次公募について発表しました。 中圧ガス導管でガス供給を…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集