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2024年2月14日「花粉の少ない森林への転換促進対策事業」補助金

林野庁は「花粉の少ない森林への転換促進対策事業」の公募について発表しました。
花粉発生源対策を推進するための次の取り組みを支援します。
(1)効果的な花粉発生源対策の実施に向けた普及及び調査
花粉発生源対策に関して、広報資材の作成や普及イベントの開催等により、国や地方公共団体等の成果の普及を図るとともに、花粉の少ない苗木への植替えなどの花粉発生源対策の理解を広めるために、より効果的な広報手法の検討等の取り組み。
(2)スギ雄花の花芽調査等の推進
花粉飛散量予測に必要なスギ雄花着花状況調査を行うとともに、ドローンの活⽤等による効率的かつ高精度な着花量推定手法の開発等の取り組み。
課題提案書提出表明書
2024年3月1日(金)
日本は国土の3分の2が森林を覆っています。そしてこのうち約4割を人工林が占めています。
この人工林は、戦後の復興需要と森林の荒廃に対応するために政策として造成が推進されたものですが、その後外国産木材の輸入が全面自由化され、国内の林業は一気に衰退していくこととなってしまいました。
現在、全国でスギ・ヒノキを中心とする人工林が、活用の適齢期を迎えていながらも手つかずのまま残っているケースが多いのはこうした理由によるものです。
近年は、外国産木材の高騰(ウッドショック)によって国産材への注目が高まっています。また、大規模災害の増加によって、森林の手入れの重要性についても認識が高まってきており、国内における森林活用が急速に注目されています。
そして、スギ・ヒノキは大量に発生させ、国民の花粉症の原因となっていることから、森林活用と同時に花粉症対策を実施することも求められています。
こうした背景のもと、林野庁はスギ・ヒノキ林を花粉の少ない森林へ転換していくための取り組みを支援しています。
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