「国際ルール形成・市場創造型標準化推進事業費補助金」補助事業者(事業執行団体)の公募

subsidy

経済産業省は、令和6年度「国際ルール形成・市場創造型標準化推進事業費補助金」に係る補助事業者(事業執行団体)の公募について発表しました。

民間事業者等(民間事業者が民間業界団体等の場合は、当該業界団体等に関連する企業を含む)(間接補助事業者)が、次に掲げる事業(間接補助事業)を行う際に要する経費の一部を補助事業者が助成する事業の実施に要する経費を補助することにより、間接補助事業者における標準化戦略活動やそれらを通じた市場創出等の促進を目的とします。

この公募は、民間事業者等(間接補助事業者)への補助金(間接補助金)の交付事務を行う補助事業者(事業執行団体)を公募するものです。

標準開発フィージビリティ・スタディ(FS)調査補助事業

間接補助事業者が、自身が関係する製品やサービス等に関して具体的なISOまたはIEC等のデジュール規格開発に着手できる前の段階にあって、その規格開発への着手に向けて、関係する国内外の市場調査等の標準化活動に必要な事業

ルール形成を用いた社会課題解決型市場形成促進補助事業

間接補助事業者が、社会課題の解決と事業の持続可能性を両立させる国際的なルールの形成に向けて実施されるフォーラム標準(ISOまたはIEC等の公的な標準化プロセスを経ず、特定の利害関係者から構成された組織において、それらの利害関係者によるコンセンサスに基づき制定される基準をいう)の構築活動に必要な事業。

公募期間

2024年1月29日(月曜日)~2024年2月19日(月曜日)15時必着


自社が提案する規格が国際標準として採用されることは、グローバルに展開する企業にとって、重要な競争優位を確立する要因となります。

このような国際標準の先行取得は、他社や他国に先んじて市場を牽引することで、競合他社に市場支配権を奪われるリスクを回避できる利点もあります。

とくに近年はICT市場の拡大に伴い、情報インフラに関する標準がますます国際的な基準となるケースが増加しています。

将来的には社会のデジタル化が進展し、自動車のバッテリー性能やコネクターなどが国際標準に基づいて統一される傾向が予測されています。

「国際ルール形成・市場創造型標準化推進事業費補助金」は、標準化戦略活動やそれらを通じた市場創出を目的とした補助金です。今回の公募は、交付事務を行う補助事業者(事業執行団体)を募集するものであり、間接事業者の公募についてはまた後日実施されます。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

カテゴリ 公募
関連タグ 国際 市場 標準化 補助事業 補助金 認証
詳細はこちら

令和6年度「国際ルール形成・市場創造型標準化推進事業費補助金」に係る補助事業者(事業執行団体)の公募について

補助金ガイド
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

令和6年度「地域の中堅・中核企業の経営力向上支援事業補助金(地域戦略人材確保等実証事業)」
経済産業省は、令和6年度「地域の中堅・中核企業の経営力向上支援事業補助金(地域戦略人材確保等実証事業)」の補助事業者の公募について発表しました。 補助事業者が複数の地域企業を束ね、地方公共団体、金融機…
「IT導入補助金2024」における「通常枠:4次締切」「セキュリティ対策推進枠:4次締切」「インボイス枠(インボイス対応類型):7次締切」補助事業者採択
中小企業庁は、「IT導入補助金2024」における「通常枠:4次締切」「セキュリティ対策推進枠:4次締切」「インボイス枠(インボイス対応類型):7次締切」の補助事業者を採択したことを発表しました。 結果…
「新モビリティサービス推進事業」補助金
国土交通省は「新モビリティサービス推進事業」の追加公募について発表しました。 交通事業者のデジタル化や、地域交通のキャッシュレス決済導入など、MaaS実装に向けた基盤整備を図るための支援を実施します。…
【東京都】令和7年度「女性活躍のためのフェムテック開発支援・普及促進事業」【最大2000万円助成】
公益財団法人東京都中小企業振興公社 令和7年度「女性活躍のためのフェムテック開発支援・普及促進事業」のご案内です。 女性の健康課題を解決するための技術に関する新製品等の開発・改良及び普及を行うために必…
【東京都】「明日にチャレンジ中小企業基盤強化事業」中小企業の技術開発を支援
東京都中小企業団体中央会は、令和7年の「明日にチャレンジ中小企業基盤強化事業」の第1回募集について発表しました。 都内産業の活性化に向け、受注型中小企業の技術・経営基盤の強化を図るため、中小企業者等が…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集