中野晴啓氏による新たな資産運用会社「なかのアセットマネジメント」が6億円調達

tips

なかのアセットマネジメント株式会社は、6億円の資本調達を実施することを発表しました。

引受先は、スパークス・グループ株式会社と、第一生命ホールディングス株式会社です。

また、これまで個人投資家等から約1.2億円の出資を受けており、累計資本額は7億7,250万円となります。

今後も複数金融機関等からの追加出資を予定しており、特定の株主に支配されない真に独立した経営ガバナンスの資産運用会社を目指します。


なかのアセットマネジメントは、2006年にセゾン投信を創業し16年間代表を務めてきた中野氏が2023年6月に前職を退任した後、2023年9月に設立した資産運用業の準備会社です。

中野晴啓氏は日本において長期積立投資文化の定着に向けて著書や講演などを通じて取り組んできた人物であり、積立王子というニックネームでも知られています。

なかのアセットマネジメントでは、日本株と世界株の2本を、インデックスではなくアクティブ型で運用する予定です。今後はインデックス型は市場に飽和し、アクティブ運用のニーズが高まると予想してのものです。

今回の資金は運用人材の獲得や投資信託の運用・管理に必要なシステムの整備に充当するとしています。また、スパークスと第一生命以外にも複数の地銀が出資を検討しています。

新たな投資信託は年度内に運用を開始する予定です。

企業経営でも先を見据えた資金の運用・管理は重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期における資金繰り表の作成術など、資金に関するノウハウを詳しく解説しています。

また、企業の成長のためには資金調達が重要です。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

カテゴリ トレンド
関連タグ アセットマネジメント なかのアセットマネジメント 中野晴啓 個人投資家 投資信託 株式会社 積立投資 積立王子 資産運用 金融機関
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「松竹」がNFTにより「推し活」を支援するWeb3スタートアップ「プレイシンク」に出資
2023年5月11日、松竹株式会社は、CVCである松竹ベンチャーズ株式会社が運営する「松竹ベンチャーズ1号投資事業組合」を通じ、株式会社プレイシンクに出資したことを発表しました。 プレイシンクは、NF…
AI導入コンサルテーション事業など展開の「調和技研」が3億円調達
2020年5月19日、株式会社調和技研は、総額約3億円の資金調達を実施したことを発表しました。 AI導入コンサルテーションを中心に、AI研究開発・実装・運用、AIエンジンの提供、AI技術者の人材育成を…
医師の実名制相談サービス「AntaaQA」運営の「アンター」が2.3億円調達
2020年5月11日、アンター株式会社は、総額約2億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 医師の実名制相談サービス「AntaaQA」や、医療者のためのスライド共有「Antaa Sli…
セミパーソナライズのファッションを開発・提供する「SOLIT」が資金調達
2021年11月2日、SOLIT株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 多様性や多様な価値観をすべて受け入れることのできる社会のビジネスの面からの実現を目指しています。 ひとつのサービス・…
「Glocalist」が資金調達 グローバルリスクマネジメントツール「Glocalist」を5か国でサービス提供開始
2023年2月8日、株式会社Glocalistは、資金調達を実施したことを発表しました。 また、「Glocalist」のベトナム・インド・タイ・インドネシア・マレーシア版、計5カ国でのサービス提供を正…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集