注目のスタートアップ

クラウド型システム開発プラットフォームを提供する「Hexabase」が「SOLIZE」から資金調達

company

2023年10月12日、株式会社Hexabaseは、SOLIZE株式会社のコーポレートベンチャーキャピタルから出資を受けたことを発表しました。

Hexabaseは、企業向けにモダンなWebシステム開発を加速させるクラウド型システム開発プラットフォーム「Hexabase」を提供しています。

業務システムやビジネス向けのWebサービスの開発に必要となる、データベース・ユーザー管理・ワークフローなどのバックエンド機能を統合してクラウドサービスとして提供しています。

SOLIZEは、自動車業界を中心に、最先端のデジタルエンジニアリング技術を提供しています。

2021年から、XR技術を活用した製造業・教育機関向け体験型コンテンツ等の新しい事業/技術領域の創出を推進しています。

今回の出資により、SOLIZEは「Hexabase」を活用し、自社リソースを顧客体験や主要技術に集中させ、ユーザー向けアプリケーションの品質と開発スピードを改善させていきます。


2022年の国内のソフトウェア市場は約4兆4,000億円と推計されており、これは前年比約15%増の成長となっています。

社会や企業のデジタル化が急速に進展するなか、国内のソフトウェア市場は確実に成長しており、2027年には約5.7兆円に達するとみられています。

システム開発は、内容によって「フロントエンド」と「バックエンド」にわけられます。

フロントエンドはユーザーが実際に触れる部分で、バックエンドはソフトウェア・サービスが機能するために必要なサーバーの構築・処理・運用・保守などの部分です。

バックエンドもサービスが正しく機能するため重要な要素なのですが、ユーザーからは目に見えない部分であるため、たとえばクライアント企業などからは正しく評価されにくいといった課題を抱えています。

したがって、バックエンド開発は差別化が図りにくいものとなっており、バックエンド開発を効率化し、よりフロントエンド開発に注力したいと志向する開発企業が増加しています。

Hexabaseはこうした背景のもと、バックエンド開発工数の削減、システム運用工数の削減などを実現する、クラウド型システム開発プラットフォーム「Hexabase」を提供しています。

事業のさらなる成長には戦略的な資金調達が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウや、融資を受ける際の注意点など詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB Hexabase SOLIZE Webサービス Webシステム クラウド クラウドサービス システム開発 デジタルエンジニアリング バックエンド プラットフォーム 株式会社 業務システム 資金調達 開発
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
事業計画書の書き方とは?18ステップごとにわかりやすく解説!
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

糖尿病発症・重症化予防の「Provigate」が20億円調達
2024年10月28日、株式会社Provigateは、助成金と株式を合わせ、総額約20億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Provigateは、グリコアルブミン(GA)を用いた在宅向け小型検…
「Bespo」に「ディップ」が出資 飲食店向け集約支援サービス「集客コボットfor SNS Booster」を提供開始
2023年10月4日、株式会社Bespoは、ディップ株式会社からの出資を受けるとともにOEM契約を締結したことを発表しました。 これに併せ、ディップから飲食店向け集約支援サービス「集客コボットfor …
データサイエンススタートアップ「DATAFLUCT」が4,600万円調達
2019年10月3日、株式会社DATAFLUCTは、総額4,600万円の資金調達を実施したことを発表しました。 データ・サイエンス事業を展開しています。 誰でも衛星画像を検索できる「DATAFLUCT…
SNSを活用したグロース・ハック事業展開の「Bsmo」が資金調達
2020年4月23日、株式会社Bsmoは、資金調達を実施したことを発表しました。 調達額は、数十億円規模だと発表しています。 企業から依頼を受け、国内外においてSNSマーケティングを実施し、広告運用か…
解体工事DXプラットフォームを運営する「クラッソーネ」が12.2億円調達
2024年5月10日、株式会社クラッソーネは、総額約12億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 クラッソーネは、解体工事DXプラットフォーム「クラッソーネ」を運営しています。 解体工…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集