「令和5年度インフラDX大賞」 インフラ分野で優れた実績をあげた取り組みを表彰

subsidy

2023年10月2日、国土交通省は、「令和5年度インフラDX大賞」の募集について発表しました。

国土交通省は、建設現場の生産性向上を目指した「i-Construction」の取り組みを進めていますが、「i-Construciton」の取り組みを中核にさらに発展させ、データとデジタル技術を活用して社会資本や公共サービスを変革する「インフラ分野のDX」を推進しています。

建設現場の生産性向上に関するベストプラクティスの横展開に向けて、2017年度から「i-Construction大賞」を実施し、2021年度からこの取り組みをさらに拡大するため「インフラDX大賞」と改称しました。

2022年度も引き続き、インフラの利用・サービスの向上や建設業界以外の取り組みについても含めて広く募集します。また、「国土交通大臣賞」「優秀賞」のほか、インフラ分野におけるスタートアップの取り組みを支援し、活動の促進、建設業界の活性化につなげることを目的に、「スタートアップ奨励賞」としての表彰も行います。

募集対象

次に掲げるいずれかの取り組みのうち、インフラ分野において、データとデジタル技術を活用して、建設生産プロセスの高度化・効率化、国民サービスの向上、組織の働き方や文化・風土の改革等につながる優れた実績をあげた取り組み
(1)各発注機関から受注した工事・業務において、2021年度に完了した取り組み(元請け、下請けを問いません)
(2)その他、2021年度に各団体が独自に実施した取り組み

表彰内容

国土交通大臣賞:インフラ分野のDXの推進にあたり、特に優れた取り組みに対する表彰
優秀賞:インフラ分野のDXの推進にあたり、優れた取り組みに対する表彰
スタートアップ奨励賞:国土交通大臣賞・優秀賞には至らないものの、インフラ分野のDXの推進にあたり有効な、スタートアップの取り組みに対する表彰

応募期限

2023年10月31日(火) 12:00


国内の社会的な生活を支えているインフラ設備は、高度経済成長期である1960年代に整備されたものが多く、利用が開始されてからすでに50年〜60年ほどが経過しています。

これら老朽化したインフラは、予算不足によって必要な補修・修繕が実施されていないという課題を抱えています。さらにインフラ業界は少子高齢化に伴う人手不足により、定期的な点検を充分に行えておらず、複数の死者が出るような重大な事故の発生にもつながっています。

今後さらに老朽化したインフラ設備が増えていくことが見込まれていますが、悲惨な事故を起こさないためにも、インフラ業界ではテクノロジー活用・データ活用にインフラDXが求められています。

「令和5年度インフラDX大賞」は、インフラ分野のDXを実現する優れた取り組みを表彰するものです。

非効率的な業務はデジタル化によって効率化することが重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備について詳しく解説しています。

また、大規模なシステム整備のためには資金調達も必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ DX i-Construciton インフラ インフラDX大賞 デジタルトランスフォーメーション 令和5年度インフラDX大賞 国土交通省 表彰
詳細はこちら

集まれ!!インフラDXのベストプラクティス~「令和5年度インフラDX大賞」の募集~

創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
合同会社設立マニュアル|流れの6ステップや費用、必要書類などを解説!
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
一般社団法人設立サムネイル
「一般社団法人」設立ガイド|手続きの流れ・必要書類・メリット・費用など
普通の人が起業するには?成功する5ステップを創業手帳・代表の大久保が解説!
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

営業支援サービス・営業育成DXツール「SaleSpot」を提供する「ブレーンバディ」が資金調達
2023年6月27日、株式会社ブレーンバディは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、株式会社MTG Venturesが運営する「Central Japan Seed Fund」です。 ブ…
画像認識・動画解析アルゴリズムを提供する「ACES」と「SOMPO Light Vortex」が資本業務提携
2022年5月26日、株式会社ACESは、SOMPO Light Vortex株式会社と、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 ACESは、ヒトの認識・解析を行うHuman Sensing(…
3次元形状処理エンジンを活用した産業用ロボットの自律化を展開する「リンクウィズ」が6.5億円調達
2024年5月21日、リンクウィズ株式会社は、総額6億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 リンクウィズは、3次元形状処理エンジンを活用した産業用ロボットの自律化を展開しています。 …
クラウド労務管理サービス「WelcomeHR」提供の「ワークスタイルテック」が資金調達
2021年8月27日、ワークスタイルテック株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 ワークスタイルテックは、クラウド労務管理サービス「WelcomeHR」を提供しています。 入社手続きに必要…
「DXセレクション2023」選定された20社が発表
2023年3月16日、経済産業省は「DXセレクション2023」を公表しました。 経済産業省は、昨年度から中堅・中小企業等のDX(デジタルトランスフォーメーション)のモデルケースとなるような優良事例を「…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集