創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2022年12月6日【2023年1月12日開催】「第3回高度物流人材シンポジウム ~これからの物流を牽引する中核人材~」

2022年12月1日、国土交通省は、経済産業省、SIPスマート物流サービス研究推進法人と共催で「高度物流人材シンポジウム ~これからの物流を牽引する中核人材~」を開催することを発表しました。
このシンポジウムでは、物流業界において、将来的に経営戦略の企画・立案の中核を担う人材に具体的に求められるスキルや、その習得方法、育成のあり方、必要な専門人材像等を明らかにします。
概要
日時:2023年1月12日(木)15:00~18:00
開催方式:対面(TKP市ヶ谷カンファレンスセンター)およびオンライン配信
参加費:無料
定員:現地50名、オンライン1,000名
—
物流業界は、ドライバー不足、小口配送が増加したことによる配送効率の低下、多重下請け構造、アナログな業務などさまざまな課題を抱えています。
今後も生産年齢人口の減少が予測されており根本的な人手不足が解消されることはないため、デジタル化や効率的な物流網の構築により省人化や効率化を実現することが必要です。
さらに物流業界は、「2024年問題」という大きな問題を控えています。
2024年問題とは、働き方改革関連法により、2024年度からドライバー1人あたりの時間外労働が年960時間に制限されることによって生じる各種の問題のことです。
たとえば時間外労働の制限によって、ドライバー1人が担っていた長距離輸送を見直す必要が生じ、300km以上の輸送については、鉄道・航空・船などへの転換や、中継地点を活用した中距離輸送の導入によって対応しなければなりません。
一方で、トラック運送事業者では99.9%が中小企業と、ほぼすべてが中小企業であるため、こうした企業が自前で中継地点を確保・構築することは困難です。
そのため物流業界では事業者間での連携を強化し、2024年問題に対応していく必要性があります。
またSDGs・ESGの推進なども求められており、物流業界では2024年問題などの短期的な対応と長期的な経営戦略を立てることができる高度な人材が必要となっています。
人材の採用は企業の成長にとって重要です。しかし創業期はリソースが不足していたり、人材採用のノウハウがなかったりといった課題を抱えています。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期における人材採用のノウハウを詳しく解説しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | イベント |
---|---|
関連タグ | SIPスマート物流サービス研究推進法人 人材 国土交通省 物流 経済産業省 高度人材 |
イベントの創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2020年10月2日、株式会社Hacobuは、「MOVO Vista(ムーボ・ヴィスタ)」をローンチしたことを発表しました。 「MOVO Vista」は、荷主企業、元請企業、協力運送会社のコミュニケー…
2021年11月24日、株式会社manabiは、総額8億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 社員教育支援ツール「playse.(プレース)」や、派遣スタッフ向け専用eラーニングシス…
2023年6月12日、ギグベース株式会社は、株式会社Casaと、資本業務提携を締結したことを発表しました。 ギグベースは、スキルを起点に企業とつながる転職・副業プラットフォーム「gigbase」、全国…
2020年12月22日、株式会社WARCは、「SYNCA」において、フリーランス・副業のプロフェッショナル人材と業務委託マッチングを行うための登録を開始したことを発表しました。 「SYNCA」は、経営…
東京都は「東京都就職氷河期世代リスタート支援助成金」について発表しました。 就職氷河期世代の方を対象として採用し、定着を図るために計画的な指導育成を行った企業に対し助成金を交付します。 2023年度(…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…