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2023年10月5日令和5年度「グリーンスローモビリティ導入促進事業」2次公募(補助金)
一般社団法人地域循環共生社会連携協会は、令和5年度「二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(地域の公共交通×脱炭素化移行促進事業のうち、グリーンスローモビリティの導入促進事業)」の2次公募について発表しました。
地域交通の脱炭素化と地域課題の同時解決を目的とした、グリーンスローモビリティ(時速20km未満で公道を走ることができる、電動車を活用した小さな移動サービス)を導入する事業に補助金を交付します。
要件
補助金の交付の対象となる事業は、以下に示すすべての要件を満たすものとします。
・エネルギー起源二酸化炭素の排出の削減効果が定量的に示されており、かつ算出根拠が明確かつ妥当性が認められること。
・地域交通の脱炭素化のみならず、地域交通の維持・確保、高齢化対策、観光振興等の、他の地域課題を同時解決する事業であること。
・走行経路に公道が含まれること。
・設備導入時及び導入後における、持続的な運営体制と維持管理等が明確であること。なお、車両設備導入時には当該車両に関する安全走行教育を受けているまたはその予定があること。
・グリーンスローモビリティの車両の運行・運用に関し、当該区域での公道の走行、乗降場所等について、所管の警察署・地方運輸局(神戸運輸監理部及び沖縄総合事務局を含む)・道路管理者へ情報提供し、意見・助言を受けているまたはその見込みがあること。
・グリーンスローモビリティの車両の運行における危機管理体制(事故の際の早急な対応や情報収集等の体制)が整えられていること。
・原則として、登録車両の諸元から逸脱する改造をしないこと。ただし、脱炭素型地域交通モデル構築に必要なシステム・設備はこの限りではない。
公募期間
2023年10月2日(月)~2023年10月31日(火)17:00
グリーンスローモビリティとは、時速20km未満で公道を走ることができる電動車を活用した小さな移動サービスのことです。またこのサービスで利用される車両のこともグリーンスローモビリティと呼ばれます。
グリーンスローモビリティは、環境への負担が低く、狭い路地などの通行が可能であり、速度が遅いことから重大事故が少ないという特徴があります。こうした特徴は、高齢者の移動の確保や観光客の周遊に有効であると考えられています。
ほかにも自動車よりも運転が容易であり、また車両も小型であることから、保管や停車場の整備のコストが低いといったメリットも有しています。
地域の移動を補完するものとして期待が寄せられており、現在全国の数か所で実証が進められています。
「グリーンスローモビリティ導入促進事業」は、このグリーンスローモビリティの導入を支援する補助金制度です。
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