【東京都】「LED照明等節電促進助成金」都内で製造業を営む中小企業のLED照明などの導入を支援

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公益財団法人東京都中小企業振興公社は、「LED照明等節電促進助成金」の公募について発表しました。

製造業を営む中小企業者等が、節電のための計画を策定し、その計画に必要な設備(LED照明器具、デマンド監視装置等)を自社の工場に設置する際の導入経費の一部を助成します。

なお、節電診断を受けることが要件のひとつになっています(クール・ネット東京の省エネ診断、「地域の多様な主体と連携した中小規模事業所省エネ支援事業」で実施した省エネコンサルティングを受けている場合を除く)。

助成対象事業者

・東京都内で製造業を営む中小企業者及び中小企業団体
・以下のいずれかの診断を受けていることが前提条件
1. 公社が実施する節電診断
2. クール・ネット東京が実施する省エネ診断
3. クール・ネット東京が実施する「地域の多様な主体と連携した中小規模事業所省エネ支援事業」において、省エネサポート事業者が交付決定を受けて実施した省エネコンサルティング

助成対象経費

下記の節電対策設備(付帯設備を含む)の購入および設置に係る経費
・LED照明器具(既存の照明器具を交換する場合に限る)
・デマンド監視装置
・進相コンデンサ
・インバータ

助成額・助成率

助成額:1,500万円
助成率:1/2以内

申請スケジュール(予定)

申請エントリー・電子申請受付期間 交付決定 助成対象期間
第1回 令和6年5月13日(月)9:00~5月17日(金)17:00 令和6年7月下旬 令和6年8月1日~11月30日
第2回 令和6年9月9日(月)9:00~9月13日(金)17:00 令和6年11月下旬 令和6年12月1日~令和7年3月31日
第3回 令和7年1月8日(水)9:00~1月15日(水)17:00 令和7年3月下旬 令和7年4月1日~7月31日

照明として長らく利用されている白熱電球は、現在普及しているLED電球の5倍以上の電力を消費します。

さらに白熱電球は安価であるものの寿命が短いため、交換コストが掛かるというデメリットも抱えています。

ほかにも蛍光灯については消費電力についてはLED照明と変わりはないものの、寿命について大きな差があり、また政府の意向とメーカーの自主規制によって生産終了の流れとなっているため、LED照明への転換が必要となっています。

さらに近年さまざまな領域では環境対策の重要性が高まっています。省エネルギー化はもっとも取り組みやすい施策のひとつであり、LED照明への転換などはこうした省エネ化の第一歩としても有効かもしれません。

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カテゴリ 公募
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