創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2023年9月4日決済ムーブメント「Jamm」が1.55億円調達

2023年9月1日、株式会社Jammは、総額約1億5,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。
Jammは、新たな決済社会の実現を目指すムーブメントを展開しています。
クレジットカードに代わる新たな決済手段により、搾取せず、ストレスフリーな決済を実現することを目指しています。
今回の資金は、チームの拡充に充当します。
キャッシュレス決済は、日本ではクレジットカード以外にも、電子マネーやQRコード決済などが普及しています。
これまで日本は、偽札の流通が少なく現金の信頼性が高いこと、ATMの設置台数が多いこと、現金の利便性が高いことなどによってキャッシュレス決済はあまり普及してきませんでした。
しかしコロナ禍ではレジの待ち時間短縮や、非接触でのサービス提供のため、店舗でのキャッシュレス決済の導入が進み、消費者にもキャッシュレス決済を利用するという行動が普及していきました。
経済産業省の試算によると、2010年のキャッシュレス決済比率は13.2%だったものが、2022年には36.0%へと増加しています。またその内訳としては、クレジットカードが大半を占めています。
キャッシュレス決済は現金を持ち歩く必要がなく、また現金決済よりもスムーズに支払うことが可能といったメリットを有しています。したがって、消費者にとっては今後も決済手段として大きな拡大の余地があります。
一方、キャッシュレス決済は決済時に手数料が必要であり、その手数料は加盟店が負担をするという構造になっています。したがって、小規模事業者ではこの手数料が負担となり、キャッシュレス決済を導入できないというケースも見受けられます。
Jammは、より自由な決済社会の実現に向けて事業を進めています。
ビジネスの成長には資金が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を掲載しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | Jamm キャッシュレス キャッシュレス決済 クレジットカード ムーブメント 株式会社 決済 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2022年7月15日、株式会社unerryは、三菱食品株式会社と、業務提携に関する覚書を締結したことを発表しました。 unerryは、リアル行動データプラットフォーム「Beacon Bank」を運営し…
2020年12月7日、株式会社ASTROFLASHは、資金調達を実施したことを発表しました。 超小型人工衛星(CubeSat)を活用した新たな宇宙利用の実現を目指しています。 具体的には、多くの人が体…
2025年3月26日、インスタリム株式会社は、総額約11億円の資金調達を実施したことを発表しました。 インスタリムは、高品質・低価格な3Dプリント義足を製造・販売するクリニック事業と、義足の3D設計・…
2023年4月12日、株式会社New Innovationsは、総額約26.3億万円の第三者割当増資と、金融機関からの約27.8億円の融資、リース枠の設定等により、総額54億1,000万円の資金調達を…
2021年4月2日、アスエネ株式会社は、総額3億7,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 再エネ100%×地産地消が特徴のクリーン電力サービス「アスエネ」を提供しています。 製造業の工場…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…