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フィットネスブランド「VALX」を展開する「レバレッジ」がポジティブ・インパクト・ファイナンスによる融資契約を締結

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2023年8月17日、株式会社レバレッジは、株式会社商工組合中央金庫との間で、同行が提供するポジティブ・インパクト・ファイナンスによる融資契約を締結したことを発表しました。

レバレッジは、プロテイン・サプリメント・フィットネスブランド「VALX(バルクス)」、24時間フィットネスジム「VALX GYM」、パーソナルジム検索サイト「ダイエットコンシェルジュ」、パーソナルトレーナー専門総合サービス検索サイト「トレーナーエージェンシー」を手がけています。

ポジティブ・インパクト・ファイナンスは、国連環境計画・金融イニシアティブ(UNEP FI)が策定したポジティブ・インパクト金融原則および同実施ガイドラインに基づき、企業活動が環境・社会・経済に及ぼすインパクト(ポジティブな影響とネガティブな影響)を包括的に分析・評価し、ポジティブな影響を与える活動を継続的に支援することを目的とした融資です。


現在、国内の約15%の人々が生活習慣病の患者とされ、健康な長寿を妨げる最大の要因となっています。さらに、これが国民の医療費にも大きな影響を及ぼしており、ヘルスケアや予防医学の重要性が一段と高まっています。

こうした中、近年はさらに健康志向が高まっており、健康関連の市場が成長しています。

フィットネス市場もそのひとつであり、都市型の小規模店舗増加、24時間営業の拡充などの利便性の向上と合わさり、2012年以降着実に成長を遂げています。

さらにこうしたフィットネスに接する消費者が増加したことで、健康維持だけではなく、理想の肉体を作ることを目指す消費者も増加しています。

筋肉をつけるためには適切な量のタンパク質の摂取が欠かせませんが、日々の食事ではその量をまかなうことは非常に困難です。そこでトレーニングを行う人たちの多くは、補助食品であるプロテインを摂取しています。

「VALX」は、山本義徳氏が監修するマッスルブランドです。山本義徳氏は、海外のボディビル大会で優勝するなどの実績を残したボディビルダーであり、ボディビル引退後は、パーソナルトレーナーとして業界で名高いトレーナーでもあります。「VALX」は、マッスルブランドとして、信頼性のあるプロテインやトレーニングギアなどを展開しています。

近年は、インターネットの普及により、フィットネスやトレーニングに関する情報を簡単に入手できる環境にあります。しかしインターネット上には間違った情報も多いほか、あまりにも情報が多いことから、トレーニングを始めたい人はどの情報を信頼すれば良いのかわからないという状況にあります。

こういった背景から、フィットネス・トレーニングの領域では、科学的な知見に裏打ちされた情報を提供するサービスやトレーナーのニーズが高まっています。

事業のさらなる成長には戦略的な資金調達が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウや、融資を受ける際の注意点など詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
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