【東京都】「Old meets New 日本文化を活用した観光振興事業助成金」第2回募集

subsidy

2023年8月7日、東京都は、「Old meets New 日本文化を活用した観光振興事業助成金」の第2回募集について発表しました。

新たな観光コンテンツの開発や発信に対する取り組みに助成金を交付します。

対象事業

都内の観光振興を図ることを目的とし、文化・芸術団体との連携により文化・芸術団体が持つ専門性を活かしながら、東京にある芸術・音楽・伝統芸能や伝統工芸、神社仏閣や歴史的建造物等の日本文化と自然などの地域資源を効果的に結びつけて実施する以下の事業。
・新たなイベント事業
・新たな情報発信の事業
また、これらの事業を実施するにあたり、以下の条件等を満たすことが必要です。
・観光振興を図る目的の事業であり、事業の実施を契機として、地域内の周遊や再来訪の促進など、観光需要の創出につながると見込まれること
・新たな事業であること(「新たな」とは、これまでに実施したことのない新たな事業、または、既存の事業を本事業の目的のために新たな形に再構築した事業を指します)

対象者

観光協会、商工会等、商店街、町会・自治会、文化・芸術団体、その他の法人、民間企業など都内で活動する複数の団体・企業が連携し設置する、以下のAまたはBの協議会。
・A協議会:都内で活動する複数の団体・企業が3者以上連携し設置する協議会(文化・芸術団体を1者以上含むこと)
・B協議会:都内で活動する複数の団体・企業が2者以上連携し設置する協議会(都内の地域で主体となって観光まちづくりに取り組む団体等(観光協会、商工会等)および文化・芸術団体を各1者以上含むこと)

助成金

・A協議会が実施する事業:1,300万円・経費の2/3以内
・B協議会が実施する事業:600万円・経費の2/3以内


2019年、訪日観光客数は過去最多の3,188万人を記録し、観光業は国内有数の重要産業として着実に成長を遂げました。

しかしながら、コロナ禍の到来により、インバウンド観光の主要な柱が大きな打撃を受けました。幸いなことに、現在ではコロナ禍が収束しつつあり、訪日観光客の姿が再び見られるようになり、以前の繁栄への回復は時間の問題であると考えられます。

2022年10月には個人旅行が再開され、それ以降、訪日観光客の数は着実に増加しています。2023年4月には約195万人の訪日観光客が訪れており、これは2019年同月比で約66.6%の水準となります。

このような状況下で、コロナ禍後の観光業は、失われた観光客を取り戻すために、新たな魅力的な観光コンテンツの開発が重要とされています。

さらに、国と自治体が提供する支援策も多数展開されており、観光業界はこれらの補助金や助成金を有効に活用し、事業の復興を図ることが不可欠です。

「Old meets New 日本文化を活用した観光振興事業助成金」は、東京にある芸術・音楽・伝統芸能・伝統工芸・神社仏閣・歴史的建造物などの日本文化と自然などの地域資源を活用した新たな観光イベントなどを支援するものです。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」をリリースしました。こちらもご活用ください。

また、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ Old meets New 助成金 文化 日本文化を活用した観光振興事業助成金 補助金 観光 観光コンテンツ
詳細はこちら

Old meets New 日本文化を活用した観光振興事業助成金の募集を開始(第2回)

補助金ガイド
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「産業雇用安定助成金」(産業連携人材確保等支援コース)(事業再構築支援コース)
「産業雇用安定助成金」(産業連携人材確保等支援コース)(事業再構築支援コース)のご案内です。 産業連携人材確保等支援コース 景気の変動、産業構造の変化その他の理由で事業活動の一時的な縮小を余儀なくされ…
「中小企業省力化投資補助金」の「製品カタログ」「製品カテゴリ」「申請における留意事項」が更新
2024年11月26日、「中小企業省力化投資補助金」における「製品カタログ」「製品カテゴリ」「申請における留意事項」が更新されました。 2024年11月26日時点で、36件の製品カテゴリが登録されてい…
【東京都】「サイバーセキュリティ対策促進助成金」【第1回申請期間:5/14~5/20】
「サイバーセキュリティ対策促進助成金」のご案内です。 公益財団法人東京都中小企業振興公社が実施する助成金事業です。 中小企業者等が自社の企業秘密や個人情報等を保護する観点から構築したサイバーセキュリテ…
IT導入補助金2023「デジタル化基盤導入枠(デジタル化基盤導入類型)」4次締切の補助事業者が採択
2023年8月1日、「IT導入補助金2023」の「デジタル化基盤導入枠(デジタル化基盤導入類型)」の4次締切の補助事業者が採択されました。 2023年6月20日(火)まで公募を行い、応募のあった3,5…
【東京都】「私募債を活用した脱炭素化企業の取組支援事業」補助金
2023年7月31日、東京都は「私募債を活用した脱炭素化企業の取組支援事業」について発表しました。 中小企業等の脱炭素化への取組の推進と脱炭素社会の実現に向けた機運醸成のため、金融機関と連携し、脱炭素…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集