注目のスタートアップ

デジタルヘルスサービスの事業化支援「Doctors Cloud」などを手がける「ドクターズ」に「トレイダーズホールディングス」が出資

company

2023年8月1日、トレイダーズホールディングス株式会社は、インベストメントLab株式会社(アセット・マネージャー)と共同で運営するコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)ファンド「トレイダーズFinTech1号投資事業有限責任組合」を通じ、ドクターズ株式会社に出資を実行したことを発表しました。

ドクターズは、デジタルヘルスサービスの事業化支援「Doctors Cloud」、医療DX・デジタルヘルス総合支援サービス「Doctors Next」、医療連携型オンライン医療支援サービス「Doctors Station」などを提供しています。

臨床現場の変革を望む専門医らを中心に、600人を超える独自の医師ネットワークを構築し、「エキスパート医師」として医療DXの推進を支援しています。


デジタルヘルスとは、医療・ヘルスケア領域において、デジタルテクノロジーを駆使して効果と効率性を向上させた医療・ヘルスケアのことです。

具体的には、ウェアラブルデバイスを含むスマートテクノロジーを用いた健康管理や、オンライン診療による遠隔医療、治療を支援するアプリケーションなどがデジタルヘルスの一環とされます。

デジタルヘルスは、インターネット接続が可能な環境が整っていれば、場所や時間を問わず医療・ヘルスケアサービスを受けることができるため、地域間の医療格差の是正などにも寄与します。

とくに、日本は高齢化が進展するなかで医療費増加や医療リソースの逼迫が懸念されており、デジタルヘルスの活用によってこれらの課題を解決することが求められています。

一方で、多くの医療機関では医療とテクノロジーの両分野に精通する専門家の不足が課題となっています。そのため、デジタルヘルスサービスを開発・提供するには、外部の専門知識を有する企業などの支援が必要であり、これらのニーズが高まっているのです。

事業の拡大のためには、資金調達を成功させることが重要な要素のひとつです。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、人脈を広げる方法や、商工会議所の活用方法など、提携先を見つけるためのノウハウを詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ オンライン医療 事業化 出資 医師 医療 支援 株式会社
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

CO2排出量算出・可視化クラウドサービス「zeroboard」運営の「ゼロボード」が資金調達
2021年10月4日、株式会社ゼロボードは、資金調達を実施したことを発表しました。 2021年9月21日にMBOを実施し、株式会社A.L.I. Technologiesが運営していたCO2排出量算出・…
メタマテリアルを活用した製品設計を革新する設計アルゴリズム「DFM」開発の「Nature Architects」が3.25億円調達
2020年5月29日、Nature Architects株式会社は、総額3億2,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 メタマテリアルを活用し、従来のものづくりとは根本的に異なる製品設計を…
クリエイティブ領域のPMOサービスを提供する「rayout」が1.45億円調達
2025年10月20日、rayout株式会社は、総額1億4500万円の資金調達を発表しました。 rayoutは、クリエイティブ領域のPMOサービスを提供しています。 制作やPR領域の遂行・推進に強みを…
ケニア発のマイクロ・ファイナンス・スタートアップ「HAKKI AFRICA」が資金調達
2020年4月16日、株式会社HAKKI AFRICAは、資金調達を実施したことを発表しました。 信用情報の存在しない貧困層の小規模事業者にも積極的に少額から融資を行う、マイクロ・ファイナンス事業を展…
ネットでサービスを売れるサイト運営の「MOSH」が3億円調達
2020年10月16日、MOSH株式会社は、総額3億円の資金調達を実施したことを発表しました。 個人やスモールチーム向けに、ネットでサービスが売れるプラットフォーム「MOSH」を運営しています。 ホー…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集