注目のスタートアップ

習慣化プラットフォーム「Smart Habit」を開発・運営する「WizWe」が資金調達

company

2023年7月7日、株式会社WizWeは、資金調達を実施したことを発表しました。

引受先は、明治安田未来共創投資事業有限責任組合(明治安田未来共創ファンド)です。

WizWeは、習慣化プラットフォーム「Smart Habit」を開発・運営しています。

リアルなサポーターの伴走と自動化されたプログラムを組み合わせることで、学習や運動の行動習慣化をサポートするサービスです。

ユーザーは、アプリから自分の進捗状況を確認できるほか、習慣化サポーターとコミュニケーションを行うことができます。進捗に応じて届くサポーターからのフォローコメントや、モチベーション維持に役立つ動画・記事などにより習慣化をサポートします。

2021年から、顧客のチャーン防止・LTV向上を支援するサブスクリプション事業者向けの「Smart Habit LTV」や、ヘルスケア業界の習慣化をサポートする「Smart Habit Healthcare」を展開しています。

今回の出資受け入れをきっかけに、明治安田生命と協力し、健康増進に向けた行動変容の習慣化に取り組むほか、明治安田生命のサービスと習慣化をかけ合わせ、新たなサービスやプログラムを共同開発します。


習慣とは、精神的な労力を必要とせず、特定の行動をくり返し行うことであり、習慣化は、その状態のことです。

たとえば私たちは日常的に歯磨きを行っていますが、歯磨きを始めることに負担を感じたり、歯磨きの際に一々どこをどのように磨こうなどと迷ったりしません。

これはくり返しの行動を脳がパターン化し、効率的に実行できるようにしているためです。

もし、人が中長期的な目標を達成したいとしたい場合、その目標に向かうための行動を習慣化できれば、その成功率は向上するはずです。

しかし、多くの人間にとって習慣化を実現することは困難です。それは人間が保守的な生き物であり、現状に大きな問題が発生していないのであれば、環境や行動の変化を拒絶し現状を維持しようとする傾向にあるからです。

そこで巷ではこの習慣化を実現するためのさまざまなメソッドなどが考案され、インターネットや書籍などで発表されています。

しかしこうしたメソッドがあったとしても、長く続かず、結局は脱落してしまうという人が多いことから、習慣化というものが難しいものであることがわかります。

こうした背景から、近年は習慣化をサポートするサービスへの注目が高まっています。

WizWeは、メンターつきの習慣化プラットフォーム「Smart Habit」により、さまざまな領域の習慣化をサポートしています。

企業・事業の成長には戦略的な資金調達やシナジーのある企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ Smart Habit Smart Habit Healthcare Smart Habit LTV WizWe ウェルビーイング コミュニケーション サポート プラットフォーム ヘルスケア 学習 明治安田未来共創ファンド 株式会社 習慣 習慣化 資金調達 運動
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

株式会社Officefaction 樋口徹|オフィスのデッドスペースからお金と幸せを生みだす事業展開で注目の企業
オフィスのデッドスペースとそこでサービスを提供したい事業者をつなげるプラットフォームの事業展開で注目なのが、樋口徹さんが2021年に創業した株式会社Officefactionです。 現在、皆さんの会社…
AI肌診断アプリ「HADABON」を開発・提供する「AquaAge」が資金調達
2023年1月24日、AquaAge株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 スマートフォンで顔写真を撮ることで、AIによる肌診断ができるアプリ「HADABON」を開発・提供しています。 6…
現地観光ツアー特化エンターテインメント事業「Fun」展開の「Fun Group」が12.6億円調達
令和2年4月20日、株式会社Fun Groupは、総額約12億6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 現地観光ツアーに特化したエンターテインメント事業「Fun」を運営しています。 地域…
空間伝送型ワイヤレス電力伝送機器を開発する「Space Power Technologies」が3,000万円調達
株式会社Space Power Technologiesは、3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Space Power Technologiesは、空間伝送型ワイヤレス電力伝送機器…
AR技術とAIチャットによるカスタマーサポート・プラットフォーム提供の「Unscene」が資金調達
2020年4月7日、株式会社Unsceneは、資金調達を実施したことを発表しました。 AR技術とAIチャットを用いたコミュニケーション・ツール「Unscene Support(アンシーンサポート)」を…

大久保の視点

日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集