「ICT STARTUP LEAGUE」開発支援金・伴走支援

subsidy

総務省は、令和5年度から「スタートアップ創出型萌芽的研究開発支援事業」を開始することを発表しました。

この事業では、ICT分野におけるスタートアップの起業や事業拡大に必要な支援と競争の場を提供する官民一体の取り組みとして「ICT STARTUP LEAGUE(ICTスタートアップリーグ)」を推進します。

「ICTスタートアップリーグ」は、スタートアップに知見のある有識者、企業、団体とともに、官民が一体となり、スタートアップの成長に必要な「支援」と「競争の場」を提供するプログラムです。

Support I

概要:これから本格的に起業や事業化を目指す個人・グループ・起業して間もないスタートアップなどが行うICTの研究開発を支援
開発支援金:最大300万円
支援期間:6か月

Support II

概要:事業の確立、拡大を目指し、技術の事業化、事業計画のブラッシュアップ等に取り組む個人・グループ・スタートアップが行うICTの研究開発を支援
開発支援金:最大2,000万円
支援期間:6か月

伴走支援

Support I、IIともに、以下の伴走支援を行いスタートアップの立ち上げや成長を支援し促進します。
・専門家による起業、開発、実用化への助言
・人材確保のサポート
・ピッチ、マッチングイベントの開催
・実用化に係る事務的な支援 (購買、物品管理、特許取得サポート等)
・開発、起業ノウハウに関する勉強会

募集期間

2023年6月19日(月)~2023年7月31日(水)18:00


ICTとは、Information and Communication Technologyの略で、いわゆる情報通信技術のことです。

ICTは、コンピューターによる情報処理技術だけでなく、インターネットなどの通信技術を利用した産業やサービスを含みます。

総務省は、日本が抱える、地域経済の活性化、社会保障費の増大、大規模災害対策などさまざまな課題に対応するには、さまざまな領域でのICTの効果的な活用が重要であり必要不可欠であるとしています。

たとえば、介護の現場では人手不足が深刻な課題となり、現場の業務効率化や省人化が求められています。そこで活用できるのが、センサーやカメラなどを利用した、高齢者の見守りサービスです。見守りサービスはクラウドなどを活用し、リアルタイムでの遠隔の見守りを実現します。高齢者の急変や転倒などを即座に察知します。見守り業務の効率化を実現すると共に、早期の適切な処置を実現するため、介護現場にとってはなくてはならないシステムになると考えられます。

このようにICTはさまざまな領域で重要な役割を果たします。

「ICTスタートアップリーグ」は、ICTの領域での起業・事業化や、成長を目指すスタートアップを支援することで、世界に誇れるスタートアップの輩出を目指しています。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」をリリースしました。こちらもご活用ください。

また、補助金以外でも資金調達によって資金を確保することも重要です。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを提供しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ ICT ICT STARTUP LEAGUE ICTスタートアップリーグ スタートアップ スタートアップ創出型萌芽的研究開発支援事業 伴走支援 創出 支援事業 研究開発 総務省 開発支援
詳細はこちら

ICTスタートアップリーグ

創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
【初心者向け】事業計画書の書き方18ステップ|起業・融資対応テンプレート付
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

ベンチャー企業データベース運営の「フォースタートアップス」が米国「Crunchbase」と提携
2019年7月16日、フォースタートアップス株式会社は、Crunchbase, Inc.と業務提携したことを発表しました。 フォースタートアップスは、国内の成長産業領域におけるスタートアップ・ベンチャ…
視線計測型VR検査機器を開発する「ニューラルポート」が2,000万円調達
2022年7月7日、株式会社ニューラルポートは、総額2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ニューラルポートは、視線計測型VR検査機器の開発を行う、大阪大学発の研究開発型スタートアップ…
スタートアップの資金調達と投資家の管理業務を効率化「smartround」がアドバイザー・アカウントの提供を開始
株式会社スマートラウンドは、「smartround」においてアドバイザー・アカウントの提供を開始しました。 「smartround」は、スタートアップの資金調達と、投資家の管理業務を効率化するファイナ…
便失禁・尿失禁の治療を目的とした細胞治療の研究開発を行う「イノバセル」が27億円調達
2022年7月21日、イノバセル株式会社は、総額27億円の資金調達を実施したことを発表しました。 イノバセルは、切迫性・漏出性便失禁と、腹圧性尿失禁を治療するための細胞治療薬の研究開発を展開しています…
スタートアップの資金調達と投資家の管理業務を効率化する「smartround」が正式リリース
株式会社スマートラウンドは、「smartround」の提供を2019年7月1日から開始したことを発表しました。 「smartround」は、スタートアップの資金調達と、投資家の管理業務を効率化するファ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集