創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2023年6月16日令和5年度「トラック輸送の省エネ化推進事業」補助金
2023年6月14日、国土交通省は、令和5年度「トラック輸送の省エネ化推進事業」の公募を開始することを発表しました。
トラック事業者と荷主等との連携のもと、輸送の効率化を通したエネルギー消費量の削減効果を実証するにあたり、必要となる車両動態管理システムや予約受付システム等の導入に要する経費の一部を補助します。
申請受付期間
1次公募:2023年7月12日(水)10:00~7月25日(火)16:00
2次公募:2023年8月9日(水)10:00~8月22日(火)16:00
3次公募:2023年9月8日(金)10:00~9月21日(木)16:00
道路さえあればどこでも荷物を運ぶことができるトラックは、その利便性から国内貨物輸送の中心的な存在となっています。2020年度は、全輸送のうち55.3%が自動車が担っています。
一方、トラック輸送は、輸送効率やエネルギー効率の面において、鉄道よりも劣っているというデメリットがあります。
近年はSDGs(持続可能な開発目標)の推進により、さまざまな産業で環境負荷の低い事業への転換が求められています。物流においてもエネルギー効率が悪く温室効果ガスを多く排出するトラック輸送は、鉄道や船舶など別手段への転換、いわゆるモーダルシフトが推進されています。
しかし、トラック輸送は、末端にまで貨物を行き渡らせるために必要不可欠な輸送機関でもあります。そのため、トラック輸送単体においても効率化・省エネ化が求められています。
「トラック輸送の省エネ化推進事業」は、トラック事業者と荷主の連携により輸送を効率化する取り組みを支援するものです。
起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。また、日々更新される補助金・助成金の情報を、それぞれ最適化してメールでお知らせをする「補助金AI」をリリースしました。こちらもご活用ください。
また、大規模な設備投資の際には、補助金だけでなく資金調達も必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを提供しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 公募 |
---|---|
関連タグ | トラック トラック輸送の省エネ化推進事業 予約受付システム 物流 省エネ 車両動態管理システム 輸送 |
公募の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2023年1月31日、フォロフライ株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 フォロフライは、商用電気自動車(EV)を開発・販売するEVメーカーです。 2021年10月に国内初のファブレス生産…
一般財団法人環境優良車普及機構は、令和5年度「二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(建築物等の脱炭素化・レジリエンス強化促進事業のうち自立型ゼロエネルギー倉庫モデル促進事業)」について発表しました。 …
2024年7月16日、株式会社シマントは、総額約2億円の資金調達を実施したことを発表しました。 シマントは、各業界の物流キープレイヤーと連携し、物流効率化を実現するシステムを開発しています。このシステ…
2023年6月30日、株式会社T2は、三菱地所株式会社と資本業務提携を行うことで合意したことを発表しました。 T2は、自動運転技術を活用した次世代の物流システムの構築を目指しています。 トラックのレベ…
2024年1月10日、ウィルポート株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 また、セイノーホールディングス株式会社とは業務提携も締結しています。 ウィルポートは、狭商圏共配送のラストワンマイ…
大久保の視点
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
2024年10月4日、世界最大級のビジネスピッチコンテスト「スタートアップワールドカップ(SWC)2024」の世界決勝戦が、米国・シリコンバレーで開催されま…