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2023年6月5日キャンプ場や宿泊施設の開発・運営などを手がける「R.project」が不動産の保有賃貸業・投資開発事業を展開する「ヒューリック」と資本業務提携

2023年5月31日、株式会社R.projectは、ヒューリック株式会社と、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。
R.projectは、遊休施設を活用した合宿事業、子会社である株式会社Recampによるキャンプ場運営事業、キャンプ場成長支援プラットフォーム「なっぷ」事業、官民連携アウトドアコンサルティング事業、子会社である株式会社HEROによるBBQ事業、インターナショナルスクール事業などを手がけています。
ヒューリックは、不動産の保有賃貸業、投資開発事業を展開しており、近年新規事業領域の取り組みを強化しています。
今回の提携により、ヒューリックが注力するこども教育事業とシナジーの期待できるアウトドア事業において取り組むほか、既存のキャンプ場施設のバリューアップなどにも取り組みます。
キャンプをはじめとしたアウトドア市場は、2012年頃から成長を見せ始めています。
さらにコロナ禍では密を避けられるレジャーとしてキャンプの注目が高まり、日本オートキャンプ協会「オートキャンプ白書2022」によると、2021年におけるキャンプ場の平均稼働率は、20.4%と過去最高の稼働率となりました。
アウトドアを活用した宿泊施設においては、合宿施設としての付加価値向上を図る例があります。
合宿施設は、学生や企業の合宿としての利用を想定した総合的な宿泊施設であり、グラウンドやテニスコートなどのスポーツを行える設備などを備えていることを特徴としています。
各自治体が直接運営する公共施設としての合宿施設も全国には多数存在していますが、老朽化の問題、自治体のリソースの問題などによって有効的に活用できなくなってきているケースも増えています。
こうした公共施設を有効活用するため、企業が付加価値をつけて再生させるというプロジェクトも増加しています。
R.projectは、こうした公共施設などを受け継ぎ、合宿施設や宿泊施設として再生させるプロジェクトなどを手がけています。
SDGsの推進や新型コロナなどの環境の変化により、消費者のニーズも大きく変化しています。そのため、市場を分析することの重要性がさらに高まっています。「冊子版創業手帳」では、自社の強み・弱み、市場の機会・脅威を分析するフレームワークを掲載しています。
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