【東京都】「育業中スキルアップ助成金」

subsidy

公益財団法人東京しごと財団は「育業中スキルアップ助成金」について発表しました。

従業員が育業中のスキルアップを希望し、その受講料等を支援する企業に対し助成金を交付する制度です。

対象企業

・都内に本社または主たる事業所(支店・営業所等)の登記がある事業主

申請要件

・訓練に要する経費を受講者に負担させていないこと
・助成を受けようとする訓練について、国または地方公共団体から助成を受けておらず、今後受ける予定もないこと
・過去5年間に重大な法令違反等がないこと など

対象受講者

以下のすべてを満たす者。
・助成対象事業者が雇用している者
・4週間以上の育業を取得し育業中にスキルアップを希望する者(育業取得予定者を含む)
・常時勤務する事業所の所在地が都内である者

助成金

・1社1年度あたり上限100万円・経費の2/3(大企業は1/2)

申請期間

・2023年5月17日から2024年2月29日まで


eラーニングはコロナ禍により、自宅などで学習するための手段として注目が高まりました。

企業では企業内研修やスキル向上のために活用されており、テクノロジーが発展し業務の高度化が進む環境では、こうしたスキマ時間に学ぶことができる教材やサービスのニーズがさらに高まっていくことが予測されています。

また、近年は育児休暇(育休、育業)を取得後にも職場復帰を行う人材が多くなっていますが、円滑な職場復帰のために育休中のスキルアップが重要であると考えられており、国・自治体による支援が行われています。

「育業中スキルアップ助成金」は、育休中のスキルアップを希望する従業員に対し、その受講料などを支援する企業を支援する助成金です。最大100万円の支援が受けられるため、育休中にスキルアップを望む従業員が多い企業にとっては大きな助けとなるでしょう。また、育休後の職場復帰・定着率の低い職場における対策としても有効かもしれません。

企業を成長させるには人材の教育が重要です。eラーニングも効果的な方法ですが、読書もコストパフォーマンスに優れた学習方法のひとつです。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「オフィス移転手帳」では、書店員が選ぶ社員教育に使える本10選を紹介しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ eラーニング スキルアップ リスキリング 公益財団法人 公益財団法人東京しごと財団 助成金 勉強 学習 教育 東京しごと財団 東京都 研修 育休 育児 育業 育業中スキルアップ助成金 補助金
詳細はこちら

育業中スキルアップ助成金

補助金ガイド
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
【初心者向け】事業計画書の書き方18ステップ|起業・融資対応テンプレート付

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

イラスト制作・マンガ制作「フーモア」がSNS監視サービスの「エルテス」と業務提携 SNSリスクのマンガ教育教材「コミプラ」を共同でリリース
2022年12月7日、株式会社フーモアは、株式会社エルテスと業務提携を行い、「コミプラ」を共同リリースしたことを発表しました。 フーモアは、マンガ・イラスト制作により企業のマーケティングコンテンツの制…
【東京都】「BCP実践促進助成金」【助成上限額1500万円】
公益財団法人東京都中小企業振興公社「BCP実践促進助成金」のご案内です。 中小企業者等が、策定したBCPを実践するために必要となる基本的な物品・設備等の導入に要する経費の一部を助成することにより、BC…
「職場内障害者サポーター事業」養成講座
公益財団法人東京しごと財団は東京都と連携し、障害のある社員をサポートする「職場内障害者サポーター」を養成し、働きやすい職場づくりを支援する「職場内障害者サポーター事業」を実施しています。 養成講座の受…
「新型コロナウイルス感染症緊急対策に係る雇用環境整備促進奨励金」
公益財団法人東京しごと財団は「新型コロナウイルス感染症緊急対策に係る雇用環境整備促進奨励金」を交付しています。 新型コロナウイルス感染症の感染拡大を理由として、国が実施する雇用調整助成金等を活用し、非…
女性AI・IT人材育成事業を展開する「Ms.Engineer」が資金調達
2025年6月24日、Ms.Engineer株式会社は、資金調達を発表しました。 今回の資金調達により、累計調達額は5.7億円となりました。 Ms.Engineerは、未経験者が平均8か月で高度なAI…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集