「面的地域価値の向上・消費創出事業」補助金 2次募集が開始

subsidy

中小企業庁は、令和4年度第2次補正予算「面的地域価値の向上・消費創出事業」の2次募集を開始したことを発表しました。

コロナ禍による来街者ニーズの多様化や、足元の円安メリットを活かしたインバウンドの回復などが期待される中、商店街などが自らの魅力・地域資源などを用いて実施する滞留・交流空間整備や消費創出事業などを支援します。

その際、地域活性化などの知見を有する専門家が伴走し、事業実施中における定期的な効果測定およびそれに基づくアドバイスなどを重ねることで、地域の面的な「稼ぐ力」の向上に繋げます。

「対象者」
・商店街など組織
・民間事業者と商店街など組織の連携体

「補助事業の概要」
(1)専門家による伴走支援
専門家が事業効果などを定期的に確認しながら面的に伴走支援
(2)消費創出事業
回遊促進事業、体験事業、交流事業、ブランディング、情報発信強化など
(3)滞留・交流空間整備事業
空き地・空き店舗の利活用、店舗などの機能転換、歩道などの利活用、景観整備(統一化)など
※(1)および(2)が事業計画に含まれていることが必須要件です

「補助率・補助額」
・補助率:2/3
・補助額:上限額3,000万円、下限額200万円

「募集期間」
募集開始日:2023年5月1日(月)
締切日:2023年6月16日(金)15時必着


地域の活性化を図るためには、活気にあふれた商店街が重要です。

多くの地域には、その土地ならではの食や文化遺産、レトロな町並みなどの資源が眠っていますが、それらを魅力的に発信することが重要なテーマとなっています。

しかし、多くの商店街は、PR・マーケティング・ブランディングに苦手意識を持っており、どう始めればいいかわからないという課題を抱えています。

「面的地域価値の向上・消費創出事業」は、専門家による支援や商店街による新たな取り組みを支援することで、商店街やその周辺の価値向上を目指している補助金制度です。

商店街単独では資金的に難しい取り組みでも、この補助金を活用すれば実行できる可能性があります。商店街の活性化を目指す方は、ぜひ申請を検討してみてください。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ 中小企業庁 伴走 助成金 商店街 地域活性化 専門家 支援 補助金 面的地域価値の向上・消費創出事業
詳細はこちら

令和4年度第2次補正予算「面的地域価値の向上・消費創出事業」の二次募集を開始します

補助金ガイド
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
普通の人が起業するには?成功する5ステップを創業手帳・代表の大久保が解説!
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
合同会社設立マニュアル|流れの6ステップや費用、必要書類などを解説!
【2025年版】補助金・助成金を活用しよう!起業・創業・開業に役立つ15選の制度

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

【東京都】「飲食事業者向け経営基盤強化支援事業」申請受付期間延長
2023年8月25日、東京都は、「飲食事業者向け経営基盤強化支援事業」の申請受付期間延長を発表しました。 都内中小飲食事業者の経営基盤の安定化や収益の確保に向けた取組に対し、専門家が店舗を訪問し、現地…
担当者に聞く「中小企業省力化投資補助金」補助金の特徴・ポイントを担当者が解説
2024年8月8日、中小企業庁は、「担当者に聞く「中小企業省力化投資補助金」」を公表しました。 中小企業省力化投資補助金(省力化投資補助金)は、2024年6月25日に第1回公募が開始された補助金です。…
「TSUIDE」が完全並走型の営業DX支援サービス「UENI」をリリース
2022年6月9日、株式会社TSUIDEは、「UENI」の提供を開始することを発表しました。 「UENI」は、完全並走型の営業DX支援サービスです。 営業DXのための、ツール選定・ツール導入後の運用・…
「IT導入補助金2024」の追加公募の受付が開始(10/15締切)
「IT導入補助金2024」のご案内です。 「IT導入補助金2024」における追加公募の受付が開始されました。実績報告期限等詳細なども公開されています。 また、今回の追加公募回は「IT導入補助金2024…
【11/14開催】「第23回 ビジネスフェア」
西武信用金庫が主催する「第23回ビジネスフェア」のご案内です。 西武信用金庫は、地域の中小企業のビジネスチャンス拡大を支援するため、2000年から「ビジネスフェア」を開催しています。 今年は「協創社会…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集