注目のスタートアップ

ノーコードのガイド・ナビゲーションツールを提供する「テックタッチ」が日本政策金融公庫より2.5億円の新株予約権付融資を実行

company

2023年2月8日、テックタッチ株式会社は、日本政策金融公庫より新株予約権付融資として、2億5,000万円の融資を実行されたことを発表しました。

テックタッチは、ノーコードのガイド・ナビゲーションツール「テックタッチ」を提供しています。

Web上のあらゆるシステムに入力ガイドをノーコードで設置できるツールです。

この入力ガイドによってユーザーの操作・入力を正しく誘導することで、対クライアントサポートや社内問い合わせ対応などの業務負担を削減します。

主な機能は、システム上にステップバイステップの操作ガイドや入力ルールを示すツールチップを表示できる「デジタルガイド」、システム利用時の定形操作を自動化する「オートフロー」、ユーザーのシステム利用動向を可視化する「利用分析」の3つです。

今回の資金は、ビジネス開発と人材獲得に充当します。


ソフトウェアサービスの使い勝手・使い心地は、ユーザーが目的を達成できるか、あるいは継続的に利用できるかという点において重要な要素のひとつです。

長年蓄積されてきたUI/UXデザインのノウハウによって、より使いやすく直感的なデザインのサービスが増えていますが、それでも複数・複雑な機能を搭載するサービスの場合、目的の機能を見つけたり、入力したりすることが煩雑になってしまうことがあります。

サービス・システムを利用するにあたってマニュアルを読み込まなければ利用できなかったり、利用のたびにマニュアルを読まなければならないのであれば、ユーザーはサービス・システムを継続的に利用してくれないでしょう。さらに生産性が低下するようなことになれば、ユーザーは離脱することになります。

また、近年はDX(デジタルトランスフォーメーション)として、組織に新たなシステムを導入することも増えていると思いますが、システムを直感的に利用できるかどうかは、このDXの成功にも関わってくる部分です。

テックタッチは、Web上のあらゆるシステムにおいて、ガイドやナビゲーションをノーコードで設置することができるツール「テックタッチ」により、システム活用に関する課題解決に貢献しています。

創業期はさまざまなリソースが足りないことが多いため、必要に応じたシステムを導入し効率化を図ることが重要です。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。また、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っていますので、こちらもご参考ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ SaaS Web Webサイト Webシステム ガイド カスタマーサポート テックタッチ ナビゲーション ノーコード 問い合わせ 新株予約権付融資 株式会社 融資 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

企業向けキャリアカウンセリングサービス「SMART CAREER」を展開する「キャリアブリッジ」が資金調達
2022年11月14日、株式会社キャリアブリッジは、資金調達を実施したことを発表しました。 キャリアブリッジは、企業向けキャリアカウンセリングサービス「SMART CAREER」を展開しています。 企…
歯科医療従事者のためのシェアリングプラットフォームを運営する「HANOWA」が1.55億円調達
2023年5月18日、株式会社HANOWAは、総額1億5,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 HANOWAは、歯科医療従事者のためのシェアリングプラットフォーム「HANOWA」を運営し…
副業マッチング・サービス運営の「シューマツワーカー」が4億円調達
2020年7月14日、株式会社シューマツワーカーは、総額約4億円の資金調達を実施したことを発表しました。 副業マッチング・サービス「シューマツワーカー」や、テレワークが中心のフリーランス・エンジニアを…
電子チケット販売プラットフォーム「ZAIKO」が約1.8億円調達
2020年12月23日、ZAIKO株式会社は、180万ドル(約1億8,600万円)の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、Infinity Venturesです。 ZAIKOは、次世代電子…
量子関連技術の活用を目的としたコンピューターサイエンスアルゴリズムを開発する「Quanmatic」が2.5億円調達
2023年3月1日、株式会社Quanmaticは、総額約2億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Quanmaticは、量子関連技術の活用を目的としたコンピューターサイエンスアルゴリ…

大久保の視点

国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
「スタートアップワールドカップ2024」世界決勝を現地速報!優勝はEarthgrid(米代表・プラズマでトンネル掘削)
2024年10月4日、世界最大級のビジネスピッチコンテスト「スタートアップワールドカップ(SWC)2024」の世界決勝戦が、米国・シリコンバレーで開催されま…
(2024/10/5)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集