注目のスタートアップ

「HANATABA」が資金調達 ChatGPTなどのAIを活用したオンライン学習サービス「どこでも自習室」をリリース

company

2023年5月10日、株式会社HANATABAは、資金調達を実施したことを発表しました。

また、学習支援サービス「どこでも自習室」をリリースしたことも併せて発表しました。

「どこでも自習室」は、ChatGPT(OpenAI社のAIチャットボット)やその他AIを活用したオンライン学習サービスです。

このサービスを利用することで、塾運営者は自習室のオンライン化に必要な機能を充実させ、快適なオンライン自習室を提供することができます。

入退室記録化確認、自習中のタイマー機能、開室Zoomリンクの自動配布、AI学習検知、チャットで質問のChatGPT連携、音声ガイド付きフリップによる自習室設計といった機能を備えています。

今回の資金は、サービスの機能拡充・改善、マーケティング・PR、技術開発、人材強化などに充当します。

HANATABAはほかに、Zoomの運用を自動化するサービス「tender」を提供しています。


オンライン自習室とは、自習室の雰囲気をオンライン上で再現したサービスです。

塾・図書室などにある自習室は、自宅・自室などと比べて集中力を阻害するようなものがなく、さらに周囲に同じく勉強している人がいるため、ピアプレッシャー(同調圧力)により、勉強をしようとする気持ちが働きます

コロナ禍では感染症対策などのために閉鎖された自習室が多く、学生は新たな学習スペースや、集中できる環境を求めていました。そこで登場したのがオンライン自習室です。

オンライン自習室はビデオ通話などで学生同士が集まるだけでも自習室として成り立つことがあります。

そのため学習塾などがオンライン自習室を運営する場合は、さらに学生が集中したり、講師が学生の質問に応えられるような体制などの付加価値をつけることが重要です。

集中できる環境の整備は企業・組織における生産性の向上のためにも重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「リモートワーク手帳」では、生産性を上げるためのオフィスの作り方や、快適なリモートワーク環境を実現するツールについて詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ AI ChatGPT HANATABA Zoom オンライン オンライン化 オンライン自習室 チャット 学習 学習塾 学習支援 教育 株式会社 自習室 資金調達 質問
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

有望企業の創業手帳ニュース

家計簿プリカ「お金は生活にとって重要な要素のひとつです。そのため家計管理も重要なものとして広く認識されています。 しかし、さまざまな企業・団体が実施しているアンケートを参考にすると、家計簿をつけている割合はおよそ半数程度かそれ以下であり、また家計簿をつけていても脱落してしまう人が多いという結果が見えてきます。 家計簿は家庭の支出を管理し可視化する重要な道具ではありますが、記入する項目が多く、面倒であるという課題があります。 そこで近年は、レシートを撮影したり、銀行口座などと連携したりすることで、自動的に家計簿を作成するアプリなどのデジタルツールの注目が高まっています。 そして近年は共働き世帯が増加しており、共働き世帯などでも柔軟に利用できるような機能を備えた家計簿アプリのニーズが高まっています。 共働き世帯は、互いの収入が異なる、支出や負担のルールが家庭ごとに異なるなど、家計管理が複雑になる要素が多くあります。 そのため家計簿アプリでは、こうした共働き世帯に対応したサービスや機能のニーズが高まっているのです。 スマートバンクは、プリペイドカードと家計簿アプリを組み合わせた家計簿サービスを展開しています。これによりユーザーが利用する決済方法をプリペイドカードに一元化し、利便性の高い家計管理体験を提供しています。(ビーヨンサン)」を提供する「スマートバンク」が11.5億円調達
(2024/4/24)

関連するタグのニュース

法⼈向けコンプライアンスデータベース提供の「KYCコンサルティング」が資金調達
2022年4月26日、KYCコンサルティング株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 コンプライアンスチェックツール「Risk Analyze(リスクアナライズ)」と、⾼機能リスク情報検索シ…
キーボードアプリ型営業支援ツール「TeamBoard」を提供する「アンビシャスグループ」が資金調達
2023年7月4日、株式会社アンビシャスグループは、資金調達を実施したことを発表しました。 アンビシャスグループは、キーボードアプリ型営業支援ツール「TeamBoard」を開発・提供しています。 スマ…
クラウド・オフィス「RISA」運営の「OPSION」がクラウドソーシングの「クラウドワークス」と資本業務提携
2020年10月26日、株式会社OPSIONは、株式会社クラウドワークスと資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 OPSIONは、バーチャル空間上のオフィス「RISA」を運営しています。 クラ…
AIスマートカメラ「SiNGRAY」シリーズを提供する「HMS」が3億円調達
2022年10月20日、HMS株式会社は、総額3億円の資金調達を実施したことを発表しました。 HMSは、AIスマートカメラ「SiNGRAY」シリーズや、AI画像処理プラットフォーム「SiNGRAY N…
ビジネスAIソリューション提供の「シナモン」が13億円調達
2020年4月23日、株式会社シナモンは、総額約13億円の資金調達を実施したことを発表しました。 機械学習やディープ・ラーニングを活用したAIに関連するプロダクトを提供しています。 具体的には、非定型…

大久保の視点

「千代田区CULTURExTECH ビジコン2024」が丸の内TOKYO創業ステーションで2024年3月19日に開催
2024年3月19日(火)にStartup Hub Tokyo 丸の内(TOKYO創業ステーション 丸の内 1F・千代田区)で千代田CULTURExTECH…
(2024/3/19)
明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得は宇宙ビジネスの蓮見大聖さん明治大学4年「AMATERAS SPACE」
2024年3月13日(木)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第2回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2024/3/13)
Coral Capitalが虎ノ門ヒルズで「Startup Aquarium 2024」を開催。VCが大規模キャリアイベント
ベンチャーキャピタルのCoral Capitalが主催する「Startup Aquarium 2024」が2024年3月2日(土)に虎ノ門ヒルズで開催されま…
(2024/3/2)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

家計簿プリカ「お金は生活にとって重要な要素のひとつです。そのため家計管理も重要なものとして広く認識されています。 しかし、さまざまな企業・団体が実施しているアンケートを参考にすると、家計簿をつけている割合はおよそ半数程度かそれ以下であり、また家計簿をつけていても脱落してしまう人が多いという結果が見えてきます。 家計簿は家庭の支出を管理し可視化する重要な道具ではありますが、記入する項目が多く、面倒であるという課題があります。 そこで近年は、レシートを撮影したり、銀行口座などと連携したりすることで、自動的に家計簿を作成するアプリなどのデジタルツールの注目が高まっています。 そして近年は共働き世帯が増加しており、共働き世帯などでも柔軟に利用できるような機能を備えた家計簿アプリのニーズが高まっています。 共働き世帯は、互いの収入が異なる、支出や負担のルールが家庭ごとに異なるなど、家計管理が複雑になる要素が多くあります。 そのため家計簿アプリでは、こうした共働き世帯に対応したサービスや機能のニーズが高まっているのです。 スマートバンクは、プリペイドカードと家計簿アプリを組み合わせた家計簿サービスを展開しています。これによりユーザーが利用する決済方法をプリペイドカードに一元化し、利便性の高い家計管理体験を提供しています。(ビーヨンサン)」を提供する「スマートバンク」が11.5億円調達
(2024/4/24)
創業時に役立つサービス特集
今すぐ
申し込む
【無料】