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ノンデスク産業向けSaaS・プラットフォームを提供する「X Mile」が資金調達

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2023年1月25日、X Mile株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。

X Mileは、ノンデスク産業向けSaaS「ロジポケ」や、ドライバー求人専門サイト「X Work(クロスワーク)」、ドライバー・配車係・作業員の転職支援・求人情報サービス「ドライバーキャリア」、整備士・自動車検査員の転職支援・求人情報サービス「整備士キャリア」、施工管理技士・電気工事士の転職支援・求人情報サービス「建職キャリア」などを展開しています。

今回の資金は、ノンデスク産業を中心としたマルチプロダクト戦略の推進、開発、組織体制のさらなる強化に充当します。


世界の労働人口の約80%は、建設・製造・農業・運輸・教育・ヘルスケア・小売・ホテルなどのノンデスクワーカーです。

国内では約半数がノンデスクワーカーとなっています。

このようにノンデスクワーカーは労働人口において大きな割合を占めているものの、ITソリューションはデスクワーカー向けに提供されているものがほとんどです。

もちろんこれらノンデスク産業においても基幹となる領域ではITが活用されていますが、現場で働く人たちはこうしたITの恩恵を受けられていないというのが現状です。

ノンデスク産業のなかでもITの利用が進んでいないとされているのが物流業界です。

物流事業者には、トラック運送・倉庫業・鉄道運送・航空運送などさまざま事業者が存在しますが、そのうち約8割を占めるのがトラック運送事業者です。

またそのトラック運送事業者のうち99.9%が中小企業となっています。

トラック運送は深刻な人手不足を課題として抱えているのですが、コロナ禍により小口運送が増え、輸送効率の悪化や高い業務負担などの課題も重なっています。

以前からトラック運送業においては電話・FAX・エクセルといったアナログな業務の改善が求められていましたが、こういった環境の悪化からさらにデジタル化が急務となっています。

また、物流業界全体としては、「2024年問題」という大きな問題を控えています。

2024年問題とは、働き方改革関連法により、2024年度からドライバー1人あたりの時間外労働が年960時間に制限されることによって生じる各種の問題のことです。

たとえば時間外労働の制限によって、ドライバー1人が担っていた長距離輸送を見直す必要が生じ、300km以上の輸送については、鉄道・航空・船などへの転換や、中継地点を活用した中距離輸送の導入によって対応しなければなりません。

そのため運送業では、現場で働く人も含めたDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進による業務効率化・生産性向上、事業者が互いに支え合うことができるような仕組みの構築などが重要となっています。

さまざまな企業がデジタル化を推進する時代において企業を成長させるためには、自社に最適なテクノロジーやシステムを導入・活用することが重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
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