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歴史的建造物の活用を起点としたまちづくり事業「NIPPONIA」を展開する「NOTE」が「MBSメディアホールディングス」と資本業務提携

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2023年1月20日、株式会社NOTEは、株式会社MBSメディアホールディングスと、資本提携契約を締結したことを発表しました。

NOTEは、歴史的建築物の活用を起点に、その土地の文化資産を尊重したエリアマネジメントや持続可能なビジネスを展開するまちづくり事業「NIPPONIA(ニッポニア)」を展開しています。

2023年1月現在、国内31地域で事業を展開しています。

今後「NIPPONIA」事業では、地域PRや集客を支援するサービスを構築し、より幅広く各地域のまちづくりに貢献していくことを目指します。

MBSメディアホールディングスとの連携により、地域や施設の認知度向上やプロモーションを支援するサービスの開発を行います。

国内では築50年以上の歴史的建造物のうち、一定の評価を得たものは登録有形文化財として保存の対象となります。

しかしこの保存対象として外れる建造物は非常に多く、現在も全国各地で歴史ある建造物・建築物の保存・活用に関する課題が生まれています。

歴史的建造物はその地域の文化的遺産・資産でもあり、適切に活用できれば地域の魅力を向上させることができます。

多くの歴史的建造物は老朽化しており、地震などによる倒壊のおそれがあるため、もし保存・活用する場合は耐震工事などが必要となりますが、地方では工事のための費用を捻出できないことが多く、そのまま解体となってしまう例が多数あることが課題となっています。

そのため、まちづくり団体・事業においては、地域の文化資源の価値を最大化させるため、多様な視点によってプロジェクトを立ち上げることが重要となっています。

NOTEは「NIPPONIA」事業において、地域計画・事業計画・開発マネジメント・資金調達支援・事業者誘致・マーケティング・PR・運営支援といったさまざまな角度から歴史的建築物の活用を起点としたまちづくりプロジェクトを進めています。

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カテゴリ 有望企業
関連タグ NIPPONIA note エリアマネジメント ニッポニア まちづくり 地域 地方創生 文化 株式会社 歴史的建築物 歴史的建造物 資本提携 資産
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