親子でさまざまな職業を深掘りできるWebサービス「Dream Produce」(β版)がバージョンアップ 「キャリア能力通信簿」機能などを追加

tips

2022年11月22日、株式会社Dream Produceは、「Dream Produce」をβ版Ver.2.0にバージョンアップしたことを発表しました。

このバージョンアップにより「キャリア能力通信簿」機能の追加と、タブレットでの利用にも対応しました。

「Dream Produce」は、教育心理学とInstructional Design(教育設計)をベースに、子どもが遊び感覚でさまざまな職業を深掘りできるWebサービスです。

職業ごとに10の視点から1つの職業を深掘りでき、1つの職業をクリアすることで1枚のデジタルトレーディングカードを入手できます。

また、それぞれのコンテンツを監修しているアドバイザーに親子で質問できる「ドリームアドバイザーとのQ&A機能」なども提供しています。

今回実装した「キャリア能力通信簿」は、「Dream Produce」の利用履歴と保護者の月次アンケートをもとに、行動特性・職務遂行能力や非認知能力の知見をベースとした「8つの非認知能力」を分析する機能です。

これにより、子どもの現在の個性にあった職業を知ることができるほか、現在興味を持っている職業において、どのようなシチュエーションでどの能力を発揮できるのかを知ることも可能です。

キャリア教育とは、子どもの「一人一人の社会的・職業的自立に向け、必要な基盤となる能力や態度を育てることを通して、キャリア発達を促す教育」(平成23年1月中央教育審議会「今後の学校におけるキャリア教育・職業教育の在り方について(答申)」より)のことです。

わかりやすく言い換えると、子どもが自分に合った進路を自分で決め、自分らしい生き方を実現するための力を養うための教育のことです。

キャリア教育の重要性が叫ばれるようになったのは、地域コミュニティの衰退や、産業の細分化・分業化により、子どもが仕事をしている大人の姿を目にする機会が減り、社会にはどのような職業があるのか、自分はどのような職業に就きたいのかといったことを考えることができない社会になったことが理由です。

2020年度から始まった新学習指導要領においてもキャリア教育は明記されており、さらにキャリア教育の新たなツールとして小学校・中学校・高校においてキャリアパスポートの作成もスタートしています。

一方でキャリア教育には、キャリア教育の定義が不十分で、学校によっては企業見学・職場体験のイベントだけで済まされてしまうこと、学年・小中高の流れの中で継続的に取り組めていない、扱うキャリアについて偏りがあるなどの課題があります。

Dream Produceは、こうした状況において、子どもが遊びながら職業を深掘りできるWebサービス「Dream Produce」の提供を通じ、子どものキャリア教育に貢献しています。

企業を成長させるには人材の教育が重要です。eラーニングも効果的な方法ですが、読書もコストパフォーマンスに優れた学習方法のひとつです。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「オフィス移転手帳」では、書店員が選ぶ社員教育に使える本10選を紹介しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ トレンド
関連タグ Dream Produce EdTech Webサービス キャリア教育 子ども 教育 株式会社 職業
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
起業の仕方サムネイル
起業の仕方を大解剖!初めての素人でも失敗しない起業の6つのステップと手順とは?
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

インサイドセールスDXツールを開発・提供する「SALES GO」が「ブロードリーフ」と資本業務提携
2022年7月20日、SALES GO株式会社は、株式会社ブロードリーフと、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 SALES GOは、SALES ROBOTICS株式会社のSaaSプロダクト…
独自のドローン機体開発技術と自動操縦ノウハウを活かしたドローンショー事業を展開する「ドローンショー」が1億円調達
2023年4月10日、株式会社ドローンショーは、総額約1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 ドローンショーは、ドローンショー事業や、クリエイティブ事業(ドローン空撮、ワークショップ)を展開し…
動物病院向けの細胞治療・再生医療導入支援事業を展開する「J-ARM」と「ロート製薬」が資本業務提携
2023年1月26日、株式会社J-ARMは、ロート製薬株式会社と資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 J-ARMは、動物病院向けの細胞治療・再生医療導入支援事業を展開しています。 現行の薬事…
ゲノム編集技術などの品種改良技術×スマート養殖技術の「リージョナルフィッシュ」が20.4億円調達
2022年9月5日、リージョナルフィッシュ株式会社は、総額20億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ゲノム編集技術などを活用した超高速の品種改良技術とスマート養殖を組み合わせた次世…
薬局や訪問看護などを展開する「GOOD AID」が「JR東日本スタートアップ」と資本業務提携
2021年5月26日、GOOD AID株式会社は、JR東日本スタートアップ株式会社と資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 GOOD AIDは、調剤薬局「おだいじに薬局」や、零売薬局チェーン「…

大久保の視点

日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集