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2022年11月15日電子レシートサービス「{RECEIPT}ROLLER」を提供する「レシートローラー」が資金調達

2022年11月15日、株式会社レシートローラーは、資金調達を実施したことを発表しました。
レシートローラーは、電子レシート/レシートスキャンサービス「{RECEIPT}ROLLER」を開発・提供しています。
既存のPOSや決済システムとAPI連携することで、購入者のスマートフォンに電子レシートを発行するサービスです。
電子レシートに表示するロゴ表示、店舗・イベント情報・クーポンなどをカスタマイズすることもできます。
月1,000枚まで無料で発行でき、月1,001枚以上1万枚以下の場合は1万枚ごとに980円で電子レシートを発行できます。
さらに一般ユーザー向けには紙のレシート・領収書のスキャンサービスを提供しています。
スマートフォンでレシートなどの写真を撮って送ることで、OCRもしくは担当者によって電子化され、CSVファイルで受け取ることができます。
今回の資金は、電子レシートサービスの実用化と、さらなるサービス連携の加速に充当します。
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レシート(領収書)とは、取引において代金が支払われる際に支払いの証明として発行される書類のことです。
国内では感熱紙などの印刷されるものをレシート、手書きで発行されるものを領収書と呼んで区別しています。
レシートは二重請求を防ぐほか、たしかに取引をしたという証拠となります。
また家計簿などをつける際にも活用している人も多いでしょう。
レシートは民法486条で「弁済したものは、弁済を受領した者に対して受取証書の発行を請求できる」と定められており、顧客にレシートの発行を請求された場合は必ず発行しなければなりません。そのためレシートを発行する仕組みをなくすことはできません。
一方近年は、さまざまな領域で環境負荷の低い方法への転換が進んでいます。
レシートを必要としていない人もいますが、多くの店舗ではオペレーションコストを削減するため、基本的にはレシートを発行するというオペレーションになっており、不必要なレシートが発行・廃棄されている現状があります。
この課題を解決するのが電子レシートです。
電子レシートは、電子化したレシートを顧客のスマートフォンなどを経由して発行する仕組みです。
個人としてはいずれは捨ててしまうことになるレシートをもらわなくて済むことや、データであるため家計簿などとの連携が容易であることがメリットです。
店舗側としては、レシート発行にかかる経費・資源を削減できること、顧客とアプリなどを介してつながり、データを取得できることがメリットです。
一方、スマートフォンに電子レシートアプリをインストールし、レジで提示する必要があることなど不便な点があり、現在はまだ導入している店舗は多くありません。
しかし将来的にはキャッシュレス決済サービスのさらなる利用率の増加と、電子レシートサービスとキャッシュレス決済サービスの連携により、決済と同時にスマートフォンにレシートが発行されるというような仕組みが構築されると考えられます。
デジタル化の推進やコロナ禍もあり、近年は新たなシステム・ツールを導入する機会が増えました。こうしたシステムは効率化にもつながるため、創業期は積極的に導入し、効率的な業務環境を構築することが重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。また、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っていますので、こちらも参考にしてください。
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