CO2排出量可視化・削減クラウドサービスを提供する「アスエネ」が初となる海外法人「Asuzero Singapore Pte. Ltd.」を設立

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2022年11月9日、アスエネ株式会社は、シンガポールで新たに海外現地法人「Asuzero Singapore Pte. Ltd.」を設立したことを発表しました。

アスエネは、CO2排出量見える化・削減SaaS「アスゼロ」と、再エネ100%&地産地消クリーン電力サービス「アスエネ」を提供しています。

「アスゼロ」は、国際基準のGHGプロトコルにおけるScope1-3のCO2排出量を可視化・削減するクラウドサービスです

GHG(温室効果ガス)の可視化・削減だけでなく、CDP、SBT認証、TCFDシナリオ分析、ICPなどのSXコンサルティング、各種イニシアチブや省エネ法などの報告資料の作成支援、製品・サービス単位のCO2排出量の算定(製品LCA機能)なども提供しています。

今後、国内外で連携し、シンガポールを中心としたAPAC市場でのCO2見える化・削減の取り組みを推進していきます。

世界的な気候変動の対策として、CO2を中心としたGHG(温室効果ガス)の削減に向けた取り組みが各国で加速しています。

とくに大企業においては、事業者自らが排出するGHGの削減だけでなく、サプライチェーン全体のGHG排出を削減していくことが求められています。

しかしサプライチェーンは企業の規模が大きくなるほど複雑になるため、サプライチェーン全体の排出量(サプライチェーン排出量)を把握することは従来の仕組みでは困難です。

こうした背景からサプライチェーン排出量を算定するツール・システムのニーズが高まり、現在さまざまなツール・システムが提供されています。

アスエネは、サプライチェーン排出量の可視化・削減クラウドサービス「アスゼロ」を提供し、企業のGHG排出削減を支援しています。

ただ排出量を可視化するだけでなく、削減のためのコンサルティングや、国際イニシアチブであるTCFD対応や、CDPの情報開示支援も行っていることを特徴としています。

また環境対策は世界的な取り組みであることから、こうしたツール・システムは海外でも相応のニーズがあります。

さらにアスエネが海外法人を設立したシンガポールは、日本企業の現地法人も数多く置かれている国であるため、こうした現地法人に対しても「アスエネ」や脱炭素のワンストップサービスを提供していくとしています。

環境、社会、ガバナンスに配慮する企業に積極的に投資するESG投資が世界的に盛んとなってきています。サプライチェーン排出量を把握・管理することは投資家に対するアピールにもなります。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受ける方法など、資金調達のノウハウについて詳しく解説しています。

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