創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2023年4月13日テレビ視聴の注視データを取得する「REVISIO」が2.4億円調達
2023年4月12日、REVISIO株式会社は、総額2億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。
REVISIOは、家庭に人体認識技術を搭載した機器を設置して視聴者のテレビの視聴態度を計測し、それをユニークな注視データとして提供しています。
このデータは、データ取得時に視聴者に能動的な操作を必要としない、機械的にデータを取得できる、といった自然でリアルな視聴を捉えていることを特徴としています。
今回の資金は、事業拡大を見据えたプロダクトの開発・展開、ビジネスの基盤構築、人材採用、注視データの認知拡大・利用拡大に充当します。
2021年、インターネット広告費はマスコミ四媒体(テレビ・新聞・ラジオ・雑誌)の広告費を初めて上回りました。
インターネット広告費の伸長は、消費者のインターネットでの活動や消費行動が増加したことが要因です。さらにコロナ禍による巣ごもり需要によりインターネット市場は大きく拡大しています。
また、インターネットの利用時間も伸びており、メディアとしての影響力が強まってきており、今後のさらなる成長が予測されています。
一方、テレビも依然として強力な媒体であることには変わりありません。
とくにテレビ広告は、インターネット広告よりも信頼性が高いというデータがあり、PR・マーケティングにおいては、インターネット広告一辺倒になるのではなく、テレビ広告(CM)も上手く活用することが必要であるといわれています。
しかしテレビ広告は以前から効果測定が困難であるという課題を抱えています。
近年は消費者のSDGsの意識向上、コロナ禍による消費活動の変化など、市場が大きく変化しています。テレビ広告においては従来の知見・経験に頼るのではなく、テクノロジーを活用し、新たな市場におけるデータを取得することの重要性が高まっています。
プロダクトの販売のためにはPRやマーケティングが重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、SNSやインターネットを活用したマーケティングのノウハウについて詳しく解説しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | CM REVISIO TV データ テレビ テレビCM テレビ広告 取得 広告 株式会社 注視 注視データ 視聴 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2023年7月14日、レコテック株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 レコテックは、循環型サプライチェーンを構築するクラウドサービス「pool」、国産100%PCR材「pool resi…
2024年1月12日、株式会社Edeyansは、総額4億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Edeyansは、ホテル客室清掃管理SaaS「Jtas(ジェイタス)」や、「Jtas」を…
2022年9月1日、株式会社日本風洞製作所は、総額約6億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 日本風洞製作所は、コンパクト風洞試験システム「Aero Optim」など、各種風洞実験装…
2024年9月26日、株式会社blankpadは、4000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 blankpadは、Z世代向け転職マッチングアプリ「blankpad(ブランクパッド)」、人材採…
2019年8月21日、株式会社シックスカレーは、総額数千万円の資金調達を実施したことを発表しました。 住所非公開・会員制カレーブランド「6curry」を展開しています。 2018年9月にオープンした恵…
大久保の視点
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…