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2022年10月7日ハンズフリーフィジカルナビを開発する「LOOVIC」が3,100万円調達
2022年10月6日、LOOVIC株式会社は、総額3,100万円の資金調達を実施したことを発表しました。
LOOVICは、空間認知を苦手とする人向けに、景色を見て歩くナビデバイス/システム「LOOVIC」を開発しています。
地図アプリに行き先を設定することで、首に下げたIoTデバイスの振動と骨伝導を用いた音声技術により、行き先をナビゲートするシステムです。
また、道のナビゲーションだけでなく、ユーザーそれぞれが気になる場所(ランドマーク)を空間上に録音・配置し、再びその場所を歩いた際に再生され、迷わないようにする技術も搭載しています。
今回の資金は、「LOOVIC」の製品化の加速に充当します。
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視力に障害はないものの、物を判断したり見つけたりする能力が障害される視空間認知障害という症状があります。
視空間認知障害は、アルツハイマー型認知症に良く見られる症状です。
認知症では道に迷うという症状が出ますが、これは視空間認知が低下していることが理由です。
視空間認知が低下すると、自分と現実空間との位置関係がわからなくなってしまいます。物・空間を覚えることが難しく、さらに忘れやすいという特徴があります。
また、地図を読むのが難しい人、よく道に迷ってしまう人というのは多く、空間認知の程度はグラデーションがあります。
このような空間認知を苦手とする人が道に迷わないようにするためには、集中して周囲を確認し、情報を取得し整理する必要があります。
また、地図を見ても自分の位置と地図を対応させることが難しいため、地図アプリのナビゲーションも役に立たない傾向にあります。
そのため、空間認知を苦手とする人が安全に道を歩くには、案内をしてくれる第三者が必要でした。
LOOVICはこの課題を解決するため、空間認知を苦手とする人向けのナビゲーションデバイス/システム「LOOVIC」を開発しています。
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