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2022年9月6日「LeadX」が6,000万円調達 中小部品メーカー向け見積支援システム「匠フォース」を正式リリース
2022年9月6日、株式会社LeadXは、総額6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。
また、中小部品メーカー向け見積支援システム「匠フォース」を正式リリースしたことも併せて発表しています。
「匠フォース」は、中小部品メーカー(町工場)向けの見積もり業務において、脱属人化、脱どんぶり勘定を実現するシステムです。
今回の資金は、開発力の強化や人材採用に充当します。
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製造業は国内GDPの2割弱を占める基幹産業です。
しかし生産拠点の海外展開や産業構造の変化によりGDP比率は低下を続けています。
製造業においては99%を中小企業が占めています。これら中小企業は国内の製造業を支える重要な存在ですが、一方で2019年度は約67%が赤字に陥っています。
利益を向上させるには、デジタル化などによって効率化を図る必要があります。
さらに、中小製造業では、多種多様な顧客ニーズに対応するため、多品種少量生産が求められています。
多品種少量生産は、在庫リスクが低減することや、新たな顧客を開拓できることなどのメリットがある一方で、仕入れる資材が増えコストが増加する可能性があること、段取り・生産ラインの変更によって生産効率が低下する可能性があることなどのデメリットもあります。
そのため多品種少量生産を実現するには、これまで人が行っていた生産計画・資材調達・見積もりなどの業務をテクノロジーの活用によって効率化することが重要です。
とくに製造業の見積もりは、材料費・加工費など、さまざまな要素を考慮する必要があり、限られた人材しか実施できない負荷の高い業務となっています。
「匠フォース」は、こうした中小製造業における見積もり業務において、属人化を解消し、さらに効率化を実現することで、経営を支援することを目的としています。
デジタル化は大企業が実施するものだと思っている中小企業は多いのですが、中小企業でも簡単に導入でき、さらに経営を改善してくれる中小企業向けのサービスも多数存在します。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウについて詳しく解説しています。
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