創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2021年10月29日スマホから太陽光発電投資ができる「CHANGE」運営の「チェンジ・ザ・ワールド」が2億円調達

2021年10月29日、株式会社チェンジ・ザ・ワールドは、総額2億円の資金調達を実施したことを発表しました。
スマートフォンから太陽光発電投資を始めることができるアプリ「CHANGE(チェンジ)」を運営しています。
大型の太陽光発電所を最小1ワット(200~300円)から分譲購入することができ、購入した分に応じて売電収入を得ることができるサービスです。
発電開始後は、チェンジ・ザ・ワールドが運転管理を行います。オーナーには購入金額に対し年間およそ7%~10%の売上金を分配します。
SDGs(持続可能な開発目標)が示されたことにより、世界的にクリーンなエネルギーである再生可能エネルギーの普及に向けた取り組みが推進されています。
日本では、再生可能エネルギーの売電価格にプレミアム(補助金)を上乗せすることで再エネ導入を促進するFIP制度が2022年4月から開始されます。
政府としては、再エネ割合を2020年の20.8%から、2030年には36~38%にするという方針を示しており、今後も様々な取り組みが推進されていくと考えられます。
日本の再生可能エネルギーにおいては太陽光発電が水力発電に次いで大きな割合を占めており、また年々その発電量を増加させています。
太陽光発電は設置スペースが確保できれば比較的導入しやすい設備であるため、新たにメガソーラービジネスを開始する事業者も目立ちます。
近年では大雨による災害も頻発しているため、設置場所の吟味や、災害対策も重要となっています。
また山の開発などによる公害も問題となっており、投資家に対しそのリスク等を説明することも必要です。
起業ではオフィス、電気、インターネットなど様々な契約が必要となります。なるべくコストを抑えた契約をしたいと考えるのが起業家です。また、環境・社会・ガバナンスに関するサスティナブルな取組みを行っている企業に投資するESG投資が注目されていることもあり、コストだけではなく中長期的な面を考慮するのもよいかもしれません。「冊子版創業手帳」では、オフィス契約の際の注意点などについて詳しく解説しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | CHANGE アプリ スマホ チェンジ チェンジ・ザ・ワールド 再生可能エネルギー 売電 太陽光発電 投資 株式会社 発電 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2023年6月19日、株式会社TERASSは、総額7億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 TERASSは、次世代型不動産エージェントファーム「TERASS」、エージェント提案型家探…
2019年8月22日、株式会社ウェルモは、総額11億7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 介護業務であるケア・プランの作成を支援するAIエンジン「CPA(ケアプランアシスタント)」を…
2025年4月18日、Innovare株式会社は、資金調達を発表しました。 Innovareは、未利用資源である天然ゴムの実を原料とした、バイオディーゼル燃料、高品質グリセリン、バイオマス由来金属石鹸…
2023年3月24日、株式会社REJECTは、総額約3億円の資金調達を実施したことを発表しました。 REJECTは、プロeスポーツチーム「REJECT」、ゲームタレントブランド「REVIZE」を運営し…
2023年8月9日、株式会社ツナググループ・ホールディングスは、株式会社Helteと資本業務提携を行うことを発表しました。 Helteは、外国人と日本人を結び付けるオンラインコミュニケーションサービス…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…