図面データ活用クラウド「CADDi DRAWER」がリリース

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2022年6月22日、キャディ株式会社は、「CADDi DRAWER(キャディドロワー)」を正式に提供開始したことを発表しました。

「CADDi DRAWER」は、図面の活用を軸に製造業のDXを支援するクラウドシステムです。

図面データを独自のアルゴリズムで自動解析することで、図面に記載されている寸法・記号・テキストなどの情報を構造化されたデータとして蓄積し、類似の図面を検索できるようにします。

これにより、過去の類似図面と発注データを参照することによる調達原価の削減と、図面検索の効率化を実現します。

キャディはほかに、製造業の受発注プラットフォーム「CADDi」を展開しています。

日本はものづくり大国として大きな競争力を有していました。

しかし、バブル崩壊や中国・韓国などの新興国企業の躍進などにより、製造業がGDPに占める割合は、1989年時点で26.5%あったものが2017年には20.8%に縮小しています。

一方で、製造業は非製造業よりも経済全体に対する波及効果が高いため、製造業を競争力を有する産業へと再び押し上げる必要があります。

競争力を高める要素のひとつであるDXについては、国内の製造業は他国と比べて遅れをとっています。そのため一刻も早いDXが求められています。

現在製造業において、生産管理・在庫管理のシステム化・ペーパーレス化、生産ラインへのロボットやAI機器の導入、データ収集・可視化を目的とした既存の施設・機器へのIoT機器の取りつけなどのデジタル化が進んでいます。

今回リリースされた「CADDi DRAWER」は、製造業においてもっとも重要といっても過言ではない図面データの効率化と活用を支援するクラウドサービスです。

企業を成長させていくためにはテクノロジーの活用が重要です。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。

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キャディ、新サービス“図面データ活用クラウド”『CADDi DRAWER』(キャディドロワー)提供開始

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