契約マネジメントシステム提供の「ContractS」が転職サイト運営の「キャリアインデックス」の子会社に

tips

2022年5月20日、ContractS株式会社は、株式会社キャリアインデックスのグループへの参画について合意したことを発表しました。

また、キャリアインデックスは、ContractSの株式を2022年5月中に取得する予定です。

ContractSは、クラウド型契約マネジメントシステム「ContractS CLM」を提供しています。

紙・電子両方の契約書の作成、法務相談、契約審査、交渉、社内承認、締結、契約管理をひとつのプラットフォームで提供し、一気通貫の契約業務フロー構築を支援するシステムです。

キャリアインデックスは、転職・求人情報サイト「CAREER INDEX」、不動産賃貸情報サイト「DOOR 賃貸」など集客プラットフォームを運営しています。

今回のキャリアインデックスのグループ参画により、キャリアインデックスが持つ顧客基盤と連携し、より多くの企業にサービスを提供します。

また、HR・不動産業界に強みを持つキャリアインデックスの知見を活かし、HR・不動産業界の契約業務の課題解決を目指します。

契約は、すべての企業運営において重要な業務のひとつです。

しかし契約書にまつわる業務は、契約書の作成から、1枚ごとの押印、印刷・郵送、適切な保管など多くの手間がかかり、負担が大きい業務となっています。

また、契約書は、紙・電子といった媒体の違いや、企業によるフォーマットの違いなど様々な形式で作られるため、効率的な保管・管理が難しくなっています。

契約書が正しく管理されていないと、紛失や相手との取引の際に必要な措置がとれない、契約書の確認に時間がかかるなどの問題が生じてしまうため、契約書業務全体を効率化するニーズが高まってきています。

また、不動産業界は、取引において何枚もの契約書が必要となりますが、契約書の電子化が遅れていた業界のひとつでした。

しかし、今年の5月にようやく改正宅地建物取引業法が施行され、重要事項説明書などへの押印が不要となり、書類・契約書の電子交付も可能となります。

これにより不動産取引の電子契約が本格的に始まり、デジタル化のためのソリューションが次々と提供されています。

創業期はなにも導入されていないまっさらな状態なため、最新のシステムを導入するのにうってつけです。「冊子版創業手帳」では、社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。また、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っていますので、こちらもご参考ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ トレンド
関連タグ CAREER INDEX ContractS ContractS CLM キャリアインデックス クラウド システム マネジメント 契約 契約書 子会社 株式会社 転職サイト
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

AIお絵かきアプリ「AIピカソ」を提供する「AI Picasso」と「カヤック」が資本業務提携
2023年2月1日、AI Picasso株式会社は、株式会社カヤックと、資本業務提携について合意したことを発表しました。 AI Picassoは、テキストや簡単な下絵から画像を生成できるAIお絵描きア…
土木業界向け建設DXサービスを提供する「Malme」が1.7億円調達
2024年3月13日、株式会社Malmeは、総額1億7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Malmeは、土木業界向け建設DXサービスを提供しています。 設計思想や現場作業性を理解した…
遺伝子治療による視覚再生の早期実用化を目指す「レストアビジョン」が12.7億円調達
2023年6月5日、株式会社レストアビジョンは、総額12億7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 レストアビジョンは、慶應義塾大学医学部と名古屋工業大学の共同研究成果をもとに、2016…
位置情報AIと衛星インテリジェンスの「LocationMind」が11.6億円調達
2022年9月9日、LocationMind株式会社は、総額11億6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 LocationMindは、位置情報ビッグデータとIoT機器を活用した位置情報…
工事・メンテナンス会社に特化した業務管理システムを運営する「現場Hub」が1.5億円調達
2024年10月22日、現場Hub株式会社は、総額1億5000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 今回の調達により、累計調達額は約2.7億円となりました。 現場Hubは、工事・メンテナンス会…

大久保の視点

国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
「スタートアップワールドカップ2024」世界決勝を現地速報!優勝はEarthgrid(米代表・プラズマでトンネル掘削)
2024年10月4日、世界最大級のビジネスピッチコンテスト「スタートアップワールドカップ(SWC)2024」の世界決勝戦が、米国・シリコンバレーで開催されま…
(2024/10/5)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集