注目のスタートアップ

チャットボットにより新たな接客体験・購買体験を届ける「ジールス」を展開する「ZEALS」が50億円調達

company

2022年5月12日、株式会社ZEALSは、総額50億円の資金調達を実施したことを発表しました。

ZEALSは、チャットコマース「ジールス」を展開しています。

AIチャットボット×コミュニケーションデザインにより、ユーザーに新たな接客体験・購買体験を届ける、完全成果報酬型のサービスです。

「ジールス」を導入することで、企業はユーザーとの会話を通じて、オンラインでの新たな接客体験を提供することができるようになります。

今回の資金は、プロダクト開発・販売体制の強化、チャットコマースの海外展開、NLG(自然言語生成)分野に投資します。

チャットボットとは、AIチャットにより顧客が必要とする情報を提供したり手続きを行ったりするサービスです。

ECにおいては問い合わせ対応などにおいて高い効果が確認できており、多くの企業が導入を始めています。

ユーザーに新たな接客体験・購買体験を提供したり、顧客対応のコストを削減するだけでなく、顧客データの収集も行え、データドリブンな経営・マーケティングに活用できることも大きなメリットです。

さらに、近年は顧客との接点(チャネル)が、メール・電話・EC・SNSなど多様化(マルチチャネル化)しています。増え続ける顧客対応の業務負担を削減し、顧客のニーズに応えていくためにもチャットボットが必要となっているのです。

一方で、ただチャットボットを導入するだけで顧客に良い体験を提供できるわけではありません。むしろ質の悪いチャットボットでは、顧客が必要としている情報を提供できなかったり、最適な案内ができず、企業・サービスへの印象低下につながってしまいます。

そのためチャットボットの導入にあたっては、顧客管理システム(CRM)などとの連携するなど、一体的にシステムを構築する必要があるのです。

ECサイトに導入し新たな顧客体験を提供できるサービスがつぎつぎと誕生しています。ECサイトを自社で構築することは、ブランディングの面でも有効かもしれません。「冊子版創業手帳」では、創業期におけるECサイトの導入について詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ EC Zeals ジールス チャット・コマース チャットボット マーケティング 接客 株式会社 資金調達 顧客体験
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
【2025年版】補助金・助成金を活用しよう!起業・創業・開業に役立つ15選の制度
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
【初心者向け】事業計画書の書き方18ステップ|起業・融資対応テンプレート付
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

ブランドと顧客を“推し”でつなげるプラットフォーム「osina」を運営する「NEL」が6.5億円調達
2024年11月19日、NEL株式会社は、総額6億5000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 今回の調達により、累計調達額は約7.5億円となりました。 NELは、ブランドと顧客を“推し”でつ…
小型光中継衛星を利用した光即応通信ネットワークサービスの構築を目指す「ワープスペース」と「損害保険ジャパン」が資本業務提携
2023年3月9日、損害保険ジャパン株式会社は、株式会社ワープスペースと、資本業務提携したことを発表しました。 ワープスペースは、中軌道において小型光中継衛星による光即応通信ネットワークサービス「Wa…
VR/AR/MR領域に対するプロダクトの企画・開発の「Synamon」が2.5億円調達
株式会社Synamonは、総額約2億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、引受先の1社でもある、AI翻訳の株式会社ロゼッタとは資本業務提携も実施し、グローバル・ユビキタスなオフ…
経営管理プラットフォーム提供の「DIGGLE」が4億円調達
2022年9月7日、DIGGLE株式会社は、総額約4億円の資金調達を実施したことを発表しました。 DIGGLEは、経営管理プラットフォーム「DIGGLE」を提供しています。 経営管理フローの最適化と経…
アフリカ農村部の水問題解決を目指す「Sunda Technology Global」が5,000万円調達
2023年10月27日、株式会社Sunda Technology Globalは、総額5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Sunda Technology Globalは、アフリカ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集